ウィンブルドン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

ウィンブルドン
原題 WIMBLEDON
200年 イギリス・フランス公開
上映時間 99分
監督 リチャード・ロンクレイン
出演 キルスティン・ダンスト/ポール・ベタニー

お勧め度 ★3つ半

なんかとても単純な恋愛映画なんだけど、見ているうちにほろっときちゃったり、スポーツものだから、試合のシーンに熱くなったり、意外にのめりこめたことに対してびっくりしちゃった。

だって絶対にお決まりの話で、ふつーの映画だよなって思っていたんだもの。そうなんだけど、意外にいいじゃんって展開なのよ。

ピーターはテニスの選手としては年齢的にも限界、そろそろ引退かってなって、なのにその試合でどんどこ勝ち進むというサクセスストーリーの部分もあり。ちょっと出来すぎなのは、まあラブコメだと許せちゃったりもする。
かたやリジーは、いつも注目を浴びていることから、ちょっとのことで敗北しちゃったり、そんなふたりがウインブルドンの試合中に出会い、恋をするわけだけど、いろんなことが盛りだくさんなんだ。二人のラブストーリーを軸に、家族の愛もあるし、スポ根ものでもある。なのでいろんな味があって、たくさん楽しい映画というのだろうか。

ベタな恋愛物が好きという人には、楽しめる1本だと思う。期待しないで見ると、結構楽しいじゃんって思えるかもよ。

【STORY】
ウィンブルドン選手権。かつては世界ランキング11位だったが、今では119位であるピーターは、この大会を最後に引退しようと思っていた。そんな時、新人のアメリカ人テニス選手リジーと出会い、恋に落ちる。その恋が彼にエネルギーを与え、ピーターはどんどんと勝ち進む。
Date : Tuesday 14th February 2006 09:21
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バイオハザード

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

バイオハザード
原題 RESIDENT EVIL
2001年 ドイツ・イギリス・アメリカ公開
上映時間 101分
監督 ポール・W・S・アンダーソン
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ/ミシェル・ロドリゲス

お勧め度 ★4つ

ゲームのバイオハザードってやったことがないので、それと比べてというのはわからないのだけど、映画として見た場合、私は悪くないと思う。最初はSFものなのかと思っていたら、それプラスゾンビものだったとはちょっと驚いたけど。

主演のミラ・ジョヴォヴィッチがかっこいいし、彼女の魅力が十二分に発揮できているとも思う。とはいってもゲームを知らないので、ゲームの中でのアリスのイメージとか、ゾンビの恐さなどが比較できないんだよね。それを思うと、なんだかゲームをしてみたくなったりもしてね。

ゾンビホラーとしては、突然出てきてびっくりする恐怖というのはよくできているし、追い詰められていく様や緊迫感なんか結構感じられたと思う。それにいろんな仕掛けがあるので、やっぱりゲームを基本に作られているのかなぁとも思う。またゾンビをどんどんとやっつけていく爽快感も味わえる。それに近未来という設定でもあるので、グロいゾンビだけが出てくるホラーとも違って、ある意味スタイリッシュなイメージがあるというのだろうか。

特殊部隊のレインもいいね、アリスもかっこいいんだけど、レインもあのぶっきらぼうで男勝りの台詞なんて言っちゃったりするんだけど、でも女らしさも垣間見れて、なんかこの映画って女をかっこよく見せるのには、天下一品という気がしないでもない。

多分この映画は、ゲームを知っている人とそうでない人との温度差はあるかと思うけれど、私は楽しかった。それにパート2が絶対にあるという終わり方であった。早速パート2を借りにいかねば。

【STORY】
アンブレラ・コーポレーションという企業は、“ハイブ”と呼ばれる地下の研究所でバイオ兵器の研究を進めていた。しかし研究中のウィルスが、何者かによって施設内に散布されてしまう。ハイブを管理しているメインコンピュータは施設外への伝染を防ぐためハイブを閉鎖し、さらに研究所所員全員が殺されてしまった。
Date : Sunday 12th February 2006 21:27
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アイ・スパイ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

アイ・スパイ
原題 I SPY
2002年 アメリカ公開
上映時間 96分
監督 ベティ・トーマス
出演 エディ・マーフィ/オーウェン・ウィルソン

お勧め度 ★2つ半

エディ・マーフィーだし、スタスキー&ハッチに出ていたオーウェン・ウィルソンだし、これはおもろいのではと思って借りてみた。

エディのキャラクターって、いつも機関銃のように喋りまくるというのが多いけれど、今回もそんな感じだ。だけどちょっと鼻につくというか、今まではそんなに感じなかったんだけど、今回の役どころは、エディが出てくると話がややっこしくなるので、ちょいイライラ。オーウェンに味方したくなるというのかな。オーウェンが頼りない役柄というのもあるんだけど。

スパイ物というと、みつからないようにハラハラドキドキというのをイメージするんだけど、これは確かにドキドキはするんだけど、また何かしでかしてくれるんじゃないかという、ドジに関してハラハラするという別の意味なんだな。それにあまりスパイらしくないので、単なる刑事ものでも十分っていう感じなんだけど。

それにしてもステルス戦闘機という、姿が消える戦闘機を取り戻すという設定なんだけど、その戦闘機は最後にちょろっとでてくるだけなので、なんかそれだけ?っていう印象があって、今までの話はなんだ?位の感じなのが不満。もっとこの戦闘機の威力がバンバンわかって、その上でこれは変なやつに渡ったらたいへんなことになるって思わせる、そんな何かがないのだよな。

二人ともちょっと中途半端な笑いで、おなかの底から爆笑するまでいかないのが残念だな。まあ暇つぶしにはいいかもと思う。2時間ドラマのドタバタスパイ物って思えば、許せる映画かな。

【STORY】
姿の消える最新型ステルス戦闘機が盗まれる。そしてそれは武器商人ガンダーズの手に渡り、自宅で戦闘機の入札を行おうと企てる。これに対しアメリカ国家保安局は、戦闘機の奪回をアレックスに命じ、その相棒としてボクサーであるケリーを伴って、パーティに出席するように命じる
Date : Saturday 11th February 2006 15:10
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9ヵ月

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

9ヵ月
原題 NINE MONTHS
1995年 アメリカ公開
上映時間 103分
監督 クリス・コロンバス
出演 ヒュー・グラント/ジュリアン・ムーア

お勧め度 ★3つ

避妊に失敗し、突然子供が出来たと言われ、おろおろする男の映画。
今の恋人は心から愛しているけれど、結婚とか子供とか考えてもいなかったことが降りかかり、彼女は産みたいという。

妊娠した途端、ポルシェを売って、ファミリーカーにしろとか、長年飼っていた老猫を捨てろとか言われて、サミュエルは爆発。「妊娠2ヶ月でこんなことを言われるなら、この先思いやられる」といってしまったりして、最初は子供はほしくないという気持ちが強く、その感情がよく表れている。

一方のレベッカは、サミュエルが子供を持つことを心から喜んでいないことに気づき、悲しみそして失望する。だったら自分ひとりで産んでと考えてしまう。

サミュエルの戸惑いから、だんだんと父親としての自覚が出てきて、そして受け入れていく、そんな心の変化をよく描いている話かな。そこに笑いを取り混ぜて思い話を軽くしている。まあなんだかんだいっても、サミュエルはレベッカのことを愛しているというのがよくわかるので、安心していられたかな。それがないと、救いがないよ前半は。ラストのハッピーエンドはお約束。

それにしてもヒュー・グラントのマッシュルームのような髪型はどうしたんだろうか。当時はあのような髪型が流行っていたのだっけ?

【STORY】
精神科医のサミュエルは、長年の恋人レベッカから、突然妊娠を告げられる。突然のことで、サミュエルはうろたえてしまう。しかしレベッカは産むつもりでおり、サミュエルも最初はしぶしぶ同意する事になる。
Date : Wednesday 8th February 2006 09:44
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ガール・ネクスト・ドア

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

ガール・ネクスト・ドア
原題 THE GIRL NEXT DOOR
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 110分
監督 ルーク・グリーンフィールド
出演 エリシャ・カスバート/エミール・ハーシュ

お勧め度 ★3つ

無難な青春映画というのか、ちょっとお色気もあり、コメディもありといった展開だよ。

隣に引っ越してきた女の子がアダルトビデオの女優だったという話なんだけど、別にいやらしい話ではないよ。堅物の高校生だったマシューが、そのお隣さんに恋をするという。一方のダニエルはアダルト業界から抜け出したいと考えていて、そんなときにマシューと知り合い…なんていう出来すぎた話なんだけどね。

ダニエルがアダルト業界を抜け出すのに、いろんな出来事が次々に起こり、マシューがそれに振り回され、でもやっぱり彼女が好きでというとてもベタな恋愛なんだ。それにセクシーなシーンを取り混ぜて、面白く見せているといったらいいだろうか。だけどバカバカしい笑いと思ってみているから、ちっともいやらしさとかセクシーさいった感じはうけないんだけどね。

お気楽なアメリカンコメディで、お色気があるというものなので、気楽に見れる1本。この手の映画にしてはよく出来てはいるかなと思う。R指定とかではないけれど、題材がアダルト業界なので、お子さんと見るというわけにはいかないかと思うので、そこんとこは注意が必要かと。

【STORY】
優等生のマシューは、冴えない日々を過ごしていた。そんなある日、美しい女の子ダニエルが隣に引っ越してくる。マシューは一目惚れし、彼女に翻弄されるのだった。実はダニエルは、元アダルト女優だった。
Date : Tuesday 7th February 2006 07:09
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コラテラル

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション
原題 COLLATERAL
2004年 アメリカ公開
上映時間 120分
監督 マイケル・マン
出演 トム・クルーズ/ジェイミー・フォックス

お勧め度 ★3つ半

トムが悪役という事であるが、悪くはないが顔が甘めなので、非情な殺し屋という印象が薄い。一応白髪にして、ヒットマンらしく見せようとしているのだけどね。トム主演の映画というより、どっちかというとタクシー運転手役のジェイミー・フォックスが主役のような映画だった。

トレニーングディのように、たった一晩の出来事を描いている。殺し屋が自分のタクシーに乗り込んできたら…という話。事件に巻き込まれそれを避ける事の出来ない苦悩とか、自分の夢を語るけれど、それをかなえようとしない心の迷いみたいなものを描いている。

最初この映画って、トムが悪役で話題にはなったけれど、おもしろくないという評価が多かったように思う。なのでつまらないのかなぁと思って、見るのを先延ばししていたのだけど、悪くはないと思うのだな。

ジェイミー・フォックスはとてもうまいし、ドンパチものというわけでもなく、二人の心の葛藤みたいなものが軸になっている話である。全く正反対の二人ではあるけれど、でも心の奥底では、合い通じる部分が、ほんの一瞬でもあるような、なんだかロスの暗闇とマッチしていて、派手さはないけれど、私としてはまずまずな仕上がりだと思うのだけど。

ロスの町は、地下鉄で人が死んでも誰も気がつかない。そんな悲しい街でもあると、そんな中仕事と割り切ってヒットマンをやり続けているヴィンセントと、タクシーの運転手として12年も働いているけれど、心の中ではリムジンカーの会社を持つことが夢のマックス。

ヴィンセントは人を信じたいけれど、信じれない。だから仕事と割り切り殺しを平然と行う。マックスは夢を語るけれど、それを実行に移す勇気がない。それをヴィンセントに指摘される所は、結構心にぐさっときたよ。だって私も口だけのところあるし。お互いにお前とは違うと思ってはみても、でも同じ部分が流れているような二人なんだな。

という事で、過剰な期待はしないほうがいいけれど、私としては悪くない作品ではあったと思う。

【STORY】
ロスでタクシーの運転手を12年間やっているマックス。ある晩ビジネスマンと思しき紳士を乗せることになった。ヴィンセントという男は、多額のチップと引き換えに一晩専属ドライバーになる話をもちかける。しかしヴィンセントの正体はプロの殺し屋であった。
Date : Monday 6th February 2006 20:25
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サハラ -死の砂漠を脱出せよ-

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アドベンチャー

サハラ -死の砂漠を脱出せよ-
原題 SAHARA
2005年 アメリカ公開
上映時間 124分
監督 ブレック・アイズナー
出演 マシュー・マコノヒー/ペネロペ・クルス

お勧め度 ★3つ

アドベンチャーものって、なかなか手が出ないんだ。いつもTSUTAYAの棚にあったのを見ているにもかかわらず、ついつい避けていた。ナショナルトレジャーが結構面白かったから、これも案外いけるかなと思ってやっと借りてみた。

ストーリーもそんなに悪くないし、結構派手なアクション満載だし、おもしろいはずなんだけど、なんだかのれないというのだろうか。前半30分まではたいくつで、何度もここでやめて寝てしまった。それで3度目にこれで最後まで見れなかったら、もうそのまま返そうと思ったのだけど、3度目の正直でなんとかラストまで見れた。

といってもその30分を過ぎると、なんとなく勢いがついてきて楽しくはなるんだよ、だから最初の鬼門は前半部にあるといってもいい。話が平坦すぎて、わくわく感がないんだよ。だって私は最初沈没船を探すアドベンチャーだと思って見ていたから、お宝を探すスリリングさとかを期待していたのに、それがないまま話は進む。そういったところに最初ついていけなかったんだよね。

結局お宝探しの最中に、アフリカに蔓延しつつある病気の原因がなんなのか?という方向に話が進み、その原因を探るうちに敵に狙われドンパチという展開といったらいいのだろうか。

でも後半は結構楽しく見れたんだ。おいおい都合よすぎるだろうっていうシーンもたくさんあるんだけど、なんだかテンポもよくなりわくわく感も出てきて、3人のキャラクターもおかしくて、ピットとアルの二人がいいコンビだし、漫才トークも面白い。お宝も途中そんな話はどこいったって感じだったけれど、都合よく最後のほうには登場するしね。

サハラだから砂漠の雄大さも味わえるし、なんだ前半もこののりでいってくれよって思ってしまったけれど、前半は眠くなるのを我慢しつつ、見続けると楽しくなるので、DVDを部屋でゴロゴロしながら見るにはいいかもしれない。

だけどペネロペ・クルスはあまり重要でない役割だった。どっちかというと、男二人の冒険活劇みたいなところに、花を添える程度のものだった気がしないでもない。

【STORY】
ダーク・ピットは、アフリカで発見された一枚の金貨が、南北戦争時に莫大な財宝と共に姿を消した甲鉄艦テキサスの手掛かりになると確信し、アフリカに経つ。一方、WHO(世界保健機関)の医師エヴァは、ナイジェリアで発生した謎の病気の感染源がマリにあると判断し調査に向かう。
Date : Sunday 5th February 2006 17:49
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ニュースの天才

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 社会派ドラマ

ニュースの天才
原題 SHATTERED GLASS
2003年 アメリカ公開
上映時間 94分
監督 ビリー・レイ
出演 ヘイデン・クリステンセン/ピーター・サースガード,

お勧め度 ★3つ半

この映画は、実話だそうで。アメリカでもかなり話題になった事件らしい。つまり雑誌の記者が、記事を捏造してでっち上げの記事を書き続けていたという事。

日本でもよくそんな事件あって、テレビ関係者が処分されたりしているよね。この場合雑誌という違いことあれ、多かれ小さかれこういう事ってありえることだよね。

主人公のスティーブンは頭がよい人なんだろう、だってでっち上げるために嘘がばれないような細工をするんだもん。同僚まで騙すほどだから、相当綿密な細工をしていたと思われる。でも思ったよ、こういう人は小説家になればいいのにって。

みんなが騙されるくらいだから、文才はあるんだと思うんだ、それに読者をひきつけるようなおもしろい文なんだとも思う。だったら小説の世界なら、捏造もなにも最初からフィクションなわけだからさ、その世界で生きていけばよかったのにと。まあジャーナリズムと小説は違うから、単純にはいかないんだろうけど。

映画としては、実話だからストーリーがどうのというよりも、視点があいまいすぎないかなぁと思うんだよね。捏造するまでにいたる彼の心理はよくわからないし、新しく編集長になったチャックの苦悩とか、同僚が最後まで彼を信じてかばったりする様とか、彼がいかにばれないように小細工する様子とか、そういう方に焦点があたっているため、肝心の捏造したスティーブンそのものが希薄になっている気がするのだけど、この映画は周囲がいかに騙され、長いことばれなかったかという映画なのか?スティーブンに関しては、捏造がばれてからの彼の言い訳や、嘘を嘘で固めようとする逃避の姿勢とか、ろくでもないやつだったんだというのはよくわかるけれどね。

実話物が好きな人は物足りないかもしれないけれど、まずまずかなとは思う。

【STORY】
1998年、スティーブン・グラスは、政治マガジン“THE NEW REPUBLIC”に勤める最年少の記者だ。ある時彼の書いた“ハッカー天国”という記事が、他誌から捏造疑惑を指摘されてしまう。
Date : Saturday 4th February 2006 12:08
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宇宙戦争

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > SF

宇宙戦争
原題 WAR OF THE WORLDS
2005年 アメリカ公開
上映時間 114分
監督 スティーブン・スピルバーグ
出演 トム・クルーズ/ダコタ・ファニング

お勧め度 ★2つ

SFってホントあたりはずれがあるよ。私はこの映画駄目だ。おもしろくない。ただCGとかはすごいので、大スペクタルって感じの評価は高いと思うのだけど、話がなんせおもしろくないよ。

宇宙人ものって駄目だなぁ。それに宇宙戦争というか、ちっとも戦争ではないよ。逃げ回っているだけだもん。つまり地球の地下から、たこのお化けのような宇宙生物が出てきて、地球をめちゃくちゃにするんだよ。それでトム演じるレイは自分の子供らと、逃げ回るという話。ひたすら逃げる。まあね、子供たちを守るために、レイは父親としてすごい頑張っているし、自分ひとりならば何やってもいいけれど、とにかく子供たちを守るためには戦いよりも、逃げることを選択するのはとてもよくわかるんだけど、そういう家族としての愛がメインでもなさそうで、宇宙からの侵略者との戦いがメインというほどでもない。

なんだか話がとても中途半端で、感情移入ができなかったんだよね。トム・クルーズってあんまり父親って言うイメージがないので、凄く違和感があるのと、パニック映画的な部分もあるといえばあるんだろうけれど、そんなに恐いとも思えないんだ。ひたすらボストンへたどり着くように逃げていく。何ゆえにボストン?子供たちの母親の実家がボストンにあるというのもある。元妻に子供を…という思いもあるだろう。レイは離婚していて子供らが面会の日に会いにきたと思ったら、宇宙侵略という出来事に遭遇っていうわけ。

さらにラストがいただけない。以下ネタバレ→(あれだけ大暴れしていた宇宙生物が、ラストすぐに死んでしまい。あれ?なんで死んだのよってびっくり、私なんてDVD巻き戻してしまったよ。だって理由がよくわかんないんだもん。と思ったら、地球に生きている細菌とか微生物によって、死んでしまったというわけ。つまり未来星人である宇宙人やその物体らは、細菌とかに免疫がなく、そんなもんで死んだらしいよ。それも細菌との戦いというシーンが盛り上がってあるわけでもなく、気がつくと死んじゃってさ、何なんでしょうっていう位あっけなかった。あそこまで逃げに逃げて、最後はそれかよっていう終わり方だった)

という事で、私は楽しめなかったんだよね。でもCGは凄いよ。凝りに凝っているし、そういうのを楽しむにはいいのかもしれない。

【STORY】
ニュージャージーに暮らすレイは、別れた妻との間に息子のロビーと娘レイチェルがいた。そして子どもたちとの面会の日、突然の強風と稲妻により、地面から何ものかが動き出し、町が破壊されていく。レイは子供らを守るために、奔走するのだった。
Date : Friday 3rd February 2006 17:30
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ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ
原題 HIDE AND SEEK
2005年 アメリカ公開
上映時間 102分
監督 ジョン・ポルソン
出演 ロバート・デ・ニーロ/ダコタ・ファニング

お勧め度 ★3つ半

この手の話はよくある話で、やっぱり途中で犯人わかっちゃったんだけど、不気味な雰囲気はよく出ていたと思う。こういう話を見慣れていない人、あまりサスペンス系の話を見ない人は、最後にあっと驚くかもしれない。

母親が自殺して、田舎に引っ越すことになる。そのあたりからエミリーは一人で遊ぶことが多くなり、チャーリーという友達ができる。しかしそれはエミリーの妄想だとカウンセラーは言うんだ。父親は娘のことが心配でたまらないのだけど、エミリーはチャーリーとの交流をやめようとはしない。後半ではチャーリーの存在がだんだんとわかっていくんだ。

エミリー演じるダコタちゃん。この子ってホントかわいい顔しているんだけど、なんたって天才子役だよ。すごいのリアルな演技で、大人顔負けよ。父親役は、ロバート・デニーロなんだけど、いい勝負という位、二人の迫真の演技は見ものかな。

登場人物が少なくて、二人のやり取りでだいたい話が進んでいくので、恐いというよりは悲しい雰囲気が満載の話。悪くはないと思う。DVDには別のラストも収録されているかな。そっちを見てもよいかと。

アメリカの田舎の家ってどうして恐いんだろうね。多分広すぎるんだろう。だって誰かが進入しても、わかんないくらいいっぱい部屋があるんだよね。日本では豪邸以外はありえない部屋数だし。お隣さんはいるけれど、遠いなんていうのは、ますます恐怖心をあおったりするんだよね。

なので心理的に恐いとか、ドキドキするっていう意味ではよくできているかな。という事で、あまり多くは語らずにしときます。これも結末は話さないでっていう作品みたいだし。

【STORY】
ある日のこと、デビッドの妻アリソンが浴室で自ら手首を切り自殺してしまう。その場で9歳の一人娘エミリーが目撃してしまう。それ以来心を閉ざしてしまったエミリー。父デビッドは、娘の心が癒えるようにとニューヨーク郊外の静かな町へと引っ越すことになる。エミリーは、いつしかチャーリーという見えない友達と遊ぶようになる。
Date : Thursday 2nd February 2006 08:38
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    好き嫌い書き放題で、ネタバレありです。未見の方はお気をつけ下さい。
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