恋する泥棒

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

サンドラ・ブロックの恋する泥棒
原題 Stolen Hearts
1995年 アメリカ公開
上映時間 97分
監督 ビル・ベネット
出演 サンドラ・ブロック/デニス・リアリー

お勧め度 ★2つ

サンドラ・ブロック大好きだから、おもしろいコメディかなって思って借りてみたんだ。泥棒の話なんだけど、えらく都合よく終わった気がする。というかアメリカって、司法取引がある国だけど、無罪になっちゃうの?と驚き。

泥棒ものって結構、捕まりそうででもつかまらないように、ハラハラしながら盗むみたいなのが多いけれど、そういうのを期待していると全く違う。泥棒し終わって車で走っているところがオープニングなんだ。取引は数日先なので、それまでのんびりしようという事。盗品持ちながらのんびりって、その感覚がよくわからない。だって早く売らないと、警察に捕まってしまったりという心配だってあるから、なるべく早く処理したいと思うのは、素人考えなのかな?

これは泥棒の話なのか、ラブコメディの話かが中途半端なんだ。つまり盗んだ盗品とともに、どこかの別荘に不法侵入して、そこで数日のんびりしようぜっていうカップだから、その数日の間に喧嘩したり、ロズ(サンドラ・ブロック)が隣の住人に恋心をいだいて、フランクはやきもきしたり。

なもんだから泥棒の話も恋の話もすべて宙ぶらりんで、最後にあっという間につじつま合わせて終わりにしてしまったという印象。これなら泥棒カップルの逃走劇みたいな方がいいのにと思ってしまった。

サンドラが出ているから見たけれど、映画というよりドラマという仕上がりかな。

【STORY】
ロズとフランクは絵を盗み出し、取引先のニューイングランドにやってくる。ロズはそろそろフランクにちゃんとした仕事につき、結婚したいと思っているのに、フランクはいつまでもふざけている。取引まで日がある二人は、住人が留守の別荘で過ごすことにする。
Date : Monday 26th December 2005 07:04
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恋は邪魔者

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

恋は邪魔者〈特別編〉
原題 DOWN WITH LOVE
2003年 アメリカ・ドイツ公開
上映時間 101分
監督 ペイトン・リード
出演 レニー・ゼルウィガー/ユアン・マクレガー

お勧め度 ★2つ

ちょっと借りる前に嫌な予感がしたんだ。それでずーっと借りないでいたんだけど、でもせっかくだからと思って今回チャレンジしてみたんだけど、嫌な予感は当たった。

コメディで笑えそうな雰囲気があるんだけど、レニーの大げさな演技がどうもひいちゃって私としては駄目。衣装とかは60年代のかわいらしさが出ていて、そういう意味では楽しめるんだけど、どうも話しにのれないんだよね。それにユアン・マクレガーが、アイランドの時はかっこいいと思って見ていたんだけど、この映画ではなんかあまりあっていないような気がしちゃって。

この映画は思うに、私のように駄目だと思う人と、とても楽しかったと思う人と両極端のような気がする。笑いってちょっと過剰になる部分ってあるじゃない?それが過剰すぎて、しらけちゃったんだよね。かといって怒り心頭というわけではないんだよ。笑いって難しいよねぇ。というか、私のようにいまいちと思う人の方が少ないのかもね。だって結構みんなこの映画お勧めしているし、私くらいじゃない、あまり楽しくなかったっていう感想の人って。

前半は恋をしない女の代表みたいなバーバラを本気にさせて、恋するじゃないかって暴露して恥をかかせてやるっていう、実にせこい仕返しで、女たらしのキャッチャー・ブロックが奮闘する様が描かれているんだ。そのあたりは笑える味付けなんだけど、もとはと言えば、お前が女を口説くのを優先させて、バーバラとの仕事の約束を何度もドタキャンするのがいけないんだろうっていう、自業自得の部分での逆恨みだと思うんだよね。だからちっとも感情移入できないんだよなぁ。

ただこの話の年代は1962年のニューヨークなんだ。その当時女に恋は必要ないという自立を訴える本としてこれが売り出されるという設定なんだ。だからこういう時代での話しと理解してから見ないと、いまひとつ意味がわからなかったりするかも。

後半はかなりの大どんでん返しが待っているのだけど、それで終わればまだしも、だらだらとそれを引っ張っていくので、私としてはじれったくてイライラしちゃったんだよね。面白いといえば面白いのかなとは思うんだけど、あとは好みの問題かもしれないな。という事で私の感想は当てにならずと思ってね。

【STORY】
女流作家バーバラ・ノヴァクは『恋は邪魔者』という本を出版する。男性誌のノウで取り上げてもらいたいと、雑誌記者のキャッチャー・ブロックに依頼するが、彼は女性を口説くのに忙しく、バーバラとの約束を何度もドタキャンする。怒ったバーバラは奮闘して本を売り、一躍ベストセラーとなる。女性たちの支持を得たバーバラは、テレビでキャッチャー・ブロックを批判する。キャッチャー・ブロックはバーバラを自分に惚れさせることにより、本の内容は嘘という事を暴露してやろうと、バーバラにわなを仕掛けることになる。
Date : Sunday 25th December 2005 09:28
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恋するための3つのルール

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

恋するための3つのルール
原題 MICKEY BLUE EYES
1999年 アメリカ公開
上映時間 102分
監督 ケリー・マキン
出演 ヒュー・グラント/ジーン・トリプルホーン

お勧め度 ★4つ

結構笑えた映画だった。結婚をしたいと思っている恋人の父親が、もしもマフィアだったらってことからはじまる。相手は大好きだけど、そんなこと聞いたら結構ぶっとびもんだよね。でも彼女への愛情が深いので、そのあたりはなんとかなると決心するんだ。マイケルは、いくら彼女のオヤジさんがマフィアであっても、自分は悪いことはしないよっていうスタンスはちゃんと持っている。でもどうしても相手はその筋の人だから、マフィアの仁義とかそういうものがあったり、悪いことの仕事に巻き込まれてしまう部分もあるんだ。そこをおもしろおかしく、どうにもならないジレンマをうまい形で描いている。

人のいいマイケルの役をヒュー・グラントが演じているけれど、ぴったりだよ。ただし邦題の意味はよくわかんないけど、三つのルールって何だ?って思うよ。全く関係ないというか、話の中に三つのルールなんて出てこないと思ったんだけど。あまりにもかけ離れた邦題だと思う。原題の“MICKEY BLUE EYES”の方がよっぽど理にかなっているかな。

【STORY】
オークションハウスに勤めるマイケルは、恋人ジーナにプロポーズする。しかし彼女はプロポーズを断る。その理由は彼女の父はマフィアだったのだ。二人の前に組織のかかわる災難が次々と降り注いでゆく。

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Date : Saturday 24th December 2005 09:50
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10日間で男を上手にフル方法

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

10日間で男を上手にフル方法
原題 How to Lose a Guy in 10 Days
2003年 アメリカ・ドイツ公開
上映時間 116分
監督 ドナルド・ペトリ
出演 ケイト・ハドソン/マシュー・マコノヒー

お勧め度 ★4つ

10日間で男に振られるように仕向ける女と、10日間で女を惚れさせるようにする男が出会い、それぞれに作戦を練るという話。

なんでそんなことをするかというと、アンディは雑誌の記者で、10日間で男をフル方法というHow toものの記事を書くために、そんなことをはじめたのだ。といっても片思いの相手にふられるとかではない、相手を自分に惚れさせておいて、その上で嫌われるようなことをして、最終的にふられるところまで持っていかないといけないわけ。つまりふられる方法がわかれば、そうしないように注意できるという逆の意味のHow toものなんだ。

見ていると、確かにあちゃーっていう部分が多いので、ありゃあ嫌われるよなっていう部分が盛りだくさん。現実でも気がつかないうちに嫌われたりするような事をやっちゃっている場合ってあるよね。そういうのを大げさにやってしまったというのだろうか。

アンディがとてもかわいいのと、なんとかものにしないといけないというのがあるから、ベンもかなり我慢していた部分はあるかな。だってさバスケの試合で、一番いいシーンの時に、ジュース買ってきてなんて頼まれたら、おいおいふざけんなって思うよね。さらに買ってきたコーラがダイエットコークではないから、買いなおしてなんて言っちゃう。またせっかく手作りの料理を作ってくれたのに、肉料理嫌いとか言っちゃったり。

そんなエピソードがたくさんあって、どうしてこんな嫌われるようにしているのに、相手は自分のこと嫌いにならないのだろうとか、かわいいときもあるのに、時々ぶっとぶようなことをする女だけど、自分のことを好きになりそうな感触があるから、もう少し我慢しちゃおうとか、お互いに微妙に探り合っているんだよね。でもベンはそうとう我慢強く、ちょっと気の毒にも思った。

度が過ぎるとこういうのって嫌味なやつっていう事になりがちだけど、ケイト・ハドソン(彼女がゴールディ・ホーンの娘って知って、驚きだよ)がキュートだし、笑えるので楽しい作りになっている。テンポがよく進んでいくし、お互い騙そうとしているのに、最後はちょっと惹かれあい、そしてじーんとくる場面もありで盛りだくさん。安心して笑えるラブコメディかな。

【STORY】
雑誌ライターであるアンディは、“10日間で男にフラれる方法”というコラムを書くことになる。一方広告マンのベンは、10日以内に恋人をつくれば、大きな仕事を任せるという約束を取り付けることに成功する。そんなアンディとベンは、パーティ会場で偶然出会うことになる。
Date : Friday 23rd December 2005 19:50
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幸せになる彼氏の選び方 負け犬な私の恋愛日記

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

幸せになる彼氏の選び方 負け犬な私の恋愛日記
原題 I'm with Lucy
2002年 アメリカ劇場未公開
上映時間 87分
監督 ジョン・シャーマン
出演 モニカ・ポッター/ガエル・ガルシア・ベルナル

お勧め度 ★2つ半

簡単に言うと男に振られた女が、そのあと五人の男とデートして、最後に選択した男は誰かっていう映画。負け犬云々という邦題がいているけれど、別に負け犬でもなかろうにと思う。だって五人もの男とデートできるんだもん。これはもてないとは言えないし。ルーシーは美人だしスタイルもいいし、決して男にもてない女ではない。だからこの邦題はよけいだと思われる。

5人のうち誰を選ぶかっていうのは、見ていればおのずとわかってしまう。まんまだよ。だって一番ルーシーとあっていると思うもの。だけどルーシーに感情移入できる人ってそんなにたくさんいないと思うんだけど。だって次々に男とデートできる、所詮は勝ち組だよね。そんな女が誰を選ぶかなんてさぁ。選べるだけすごいじゃん。普通は選ぶほどいないっつーねん。

でも一番最初に振られた原因は、ちょっとかわいそうかも。というのも突然エレベーターの中で、セックスがよくないから別れようとか言われてしまうんだよ。デリカシーのない男というか、ろくでもないやつだと思うので、ルーシーはそんなやつと別れて正解だと思うよ。

全体的にかわいい感じのラブコメディなので、暇つぶしにはいいと思う。話も単純で難しく考える必要はないし、大笑いという事はないけれど、軽いのりで見れるからね。

【STORY】
OLのルーシーは最愛の恋人にふられてしまう。そんなルーシーを励まそうと、友人たちは彼女に5人の男性とのブラインド・デートをするように言う。ルーシーはそれぞれの男性とデートをするのだが、なかなか決められないでいた。そんなルーシーが、最後に選んだ相手とは……
Date : Thursday 22nd December 2005 16:22
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ダブリン上等!

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

ダブリン上等!
原題 CHRISTMAS WITH THE KRANKS
2002年 アイルランド/イギリス公開
上映時間 102分
監督 ジョン・クローリー
出演 コリン・ファレル/キリアン・マーフィ 

お勧め度 ★2つ

もともと群像劇ってあんまり好きではないんだな。だけど結構この映画はアイルランドでも評判というので、見てみたんだけど、小さい話の集まりが、どこかで接点があって、最後にはぜーんぶつながっているという話なんだ。この小さい話がいまいちなんだよね。笑えるところもあるんだけど、なんだかまとまりが悪いというのだろうか。

オープニングは結構度肝を抜いて、こりゃあいい始まりじゃないのって期待したんだけどね。そのあとのエピソードがいまいちなんだよ。例えばサリーという子が男にひどい目にあって、そのあとから男性不振というのはわかるけれど、だからといって身奇麗にするのを放棄して、鼻の下にうっすらひげが生えているのにおかまいなしっていうのも、私からしたらちっともおかしくないんだけど。みんなああいうのがおかしいのだろうか?

それですべての話がつながってひとつの輪になっているのはいいんだけど、最後に結局この映画は何が言いたい話だったんだろうか???という感じで終わるんだよ。だからどうしたって突っ込みいれたくなるというか。

それにみんなそれぞれにパッとしないさえない登場人物なんだよね、なもんだからどれにも感情移入できなかった。負け組の若者たちの話という事なんだけど、情けなくても憎めないとかいうキャラでもないため、こういう話が好きな人にはいいかもしれないが、私はあんまり好みではなかったなぁ。

【STORY】
レイフは女性店員をなぐり、レジの金を強奪する。スーパーの店員のジョンは、デイドラと別れ、デイドラはハゲの妻子もちと不倫。デイドラの妹のサリーは、男に振られ髭を生やして引きこもり。バスの運転手のミックは子供の投げた石で、バスを転倒させクビになる。などなど誰もが人生うまくいかない状況に陥っていた。
Date : Wednesday 21st December 2005 19:50
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クランク家のちょっと素敵なクリスマス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

クランク家のちょっと素敵なクリスマス
原題 CHRISTMAS WITH THE KRANKS
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 99分
監督 ジョー・ロス
出演 ティム・アレン/ジェイミー・リー・カーティス

お勧め度 ★3つ

これもクリスマスシーズンということで、借りてみたんだけど、やっぱりアメリカという国にとって、クリスマスってとても大切なものなんだなぁって思った。日本で言えばお正月をやらない家庭みたいなものなのかもね。それでもご近所で一体になってこういうイベントをするって、夏のお祭りみたいなものなのかもしれない。

クランク家は毎年家族三人でパーティをやってきた。家を電飾で飾りつけて、屋根にはフロスティという2m位の高さのある雪ダルマの人形を飾る。当日はパーティをして、出入り自由。クリスマスプレゼントの交換やクリスマスカードを出したり。

それが今年は、娘が海外派遣のために一緒に過ごすことができない。それならば毎年クリスマスに多くのお金がかかるので、そのお金を旅行に使おうってことになった。クリスマスにかかるお金より、カリブ海でのクルージングの方が安く上がるのだ。

日本だとこういう家庭というか、クリスマスに旅行する方が贅沢って感じがするんだけど、アメリカでは逆みたい。こういう所って文化の違いなんだなぁって思った。アメリカ人にとってのクリスマスは、家族とそしてご近所と楽しく過ごすパーティなんだよね。決して旅行になんか行ってはいけない。

そういう文化の違いを理解した上で見てもらえるといいかと。くすくす笑いながら、気楽に見れる一本かな。

【STORY】
クランク夫婦はクリスマスを娘と過ごせないため、クリスマス出発のカリブ海クルーズを計画する。そのためクリスマスパーティーやチャリティーにも参加しないと断る二人は、近所の人達に反感をかうことになる。

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Date : Tuesday 20th December 2005 18:50
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アイランド

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > SF

アイランド
原題 THE ISLAND
2005年 アメリカ公開
上映時間 136分
監督 マイケル・ベイ
出演 ユアン・マクレガー/スカーレット・ヨハンソン

お勧め度 ★3つ半

SFものってあたりはずれがあるから、ちょっと見るのを躊躇していたのだけど、基本はSFアクションなので、派手に逃げるシーンや、カーチェイスみたいなドンパチものが出てくるので、暗いイメージではないけれど、根本はクローンなどの重い話題がベースになっている。

2019年の話っていうのが、現実味がないんだよね。だってあと15年程度であんな近未来になるはずないし。この映画では人間のクローンが作られる時代の話。クローン人間を製造して、本物の人間の駄目な部分を入れ替えるの。つまり肝臓がやられている人間は、自分のクローン人間を作り、その肝臓を貰うという事。こういう事っておこりうるよなぁとは思うけれど、人間って生きるという事に関しては、ものすごく執着を持っているものなんだなぁって感じた。そう思うとなんか悲しい気分にもなる映画だった。

ただ軽くアクション物を見る感覚でいると、それなりに派手なシーンが多いので、単純に楽しめるかと思う。ただ134分と長いから、だれる場合もあるけれど。でも映像は綺麗だったよ。近未来がよく描けているし、白と青が印象的な画像だった。音楽がなんか寒々しい感じがして、近未来というイメージにぴったりだったかと思う。

【STORY】
大気汚染もなく、管理された社会で暮らすリンカーン。彼らの目的は“アイランド”という楽園に行く事。その抽選会は毎日のように行なわれていた。だがある日リンカーンは、自分たちは保険契約を結んだクライアントへ、臓器を提供するために生かされているクローンであることに気がついてしまう。

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Date : Monday 19th December 2005 18:45
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恋のクリスマス大作戦

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

恋のクリスマス大作戦
原題 SURVIVING CHRISTMAS
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 91分
監督 マイク・ミッチェル
出演 ベン・アフレック/ジェームズ・ガンドルフィーニ

お勧め度 ★1つ半

なんかクリスマスのシーズンにぴったりのタイトルの映画じゃんと思って、借りてきたんだよね。ベン・アフレックがいい味だしていそうだし、明るいラブコメディだと思ってた。

確かにコメディなんだけど、主人公が私には理解できない頭の持ち主だったようで、彼はおかしいのか?と思ってしまい、私は感情移入できなかった。ただよくわからないわりには、最後はこれはハッピーエンドなんだという終わり方だし、ますますわからなくなった。

まああまり深く考えてはいけないという事か。でもさークリスマスに一人で過ごしたくないからって、金払って家族ごっこをするって、普通の感覚ではないと思うんだけど。

この映画は2004年のゴールデン・ラズベリー賞にノミネートされちゃってるくらいだよ。あっ、ラズベリー賞ってアカデミー賞の反対の賞で、最低の作品とかに贈られるやつ。←さすがアメリカ、こういう賞を作るのがうまい。

もっとハートフルな話かと思っていたから、すごいがっかりした。これってタイトルはクリスマスだけど、こんな話クリスマスに向かないと思うのはわたしだけだろうか?

【STORY】
青年実業家のドルーは、彼女に振られ一人でクリスマスを過ごすのを避けようと、一人で子供時代に住んでいた家を訪れる。そこで家族として一緒にクリスマスを迎えようと大金を払い、家族レンタルの契約を結ぶ。

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Date : Sunday 18th December 2005 21:16
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ダンス・オブ・ドリーム

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ダンス・オブ・ドリーム
原題 DANCE OF A DREAM
2001年 香港劇場未公開
上映時間 95分
監督 アンドリュー・ラウ
出演 アンディ・ラウ/サンドラ・ン/アニタ・ムイ


お勧め度 ★3つ半

インファナル・アフェアのイメージが強烈な私なので、あのアンディ・ラウがにっこり笑顔でダンスかよ!って、DVDのパッケージもえらく満面の笑みだし、なんか楽しくなってきて借りてみた。

そんなに期待しないで見たのがよかったのか、単純に楽しめた。香港版のシャル・ウイ・ダンスなのかと思ったら、話は全然別物。世の中銭やって思って生きていくのに、なぜか最後は世の中愛かな?って思っちゃう終わり方だし、心が温かくなるラストだったよ。硬く考えないで見てほしいな。

ちょっとびっくりしたのが、この映画に出ていたティナ役のアニタ・ムイって女優さん、2003年に子宮ガンで亡くなっていたんだって。この映画は2001年のものだからこのあとなんだね。綺麗でスタイルのいい人で、この映画でも輝いていたのに、なんかとっても残念だ。

夢を手に入れるにはお金。それをモットーに、ダンススクールをやっているラウ。ラウは香港の一等地にダンススクールを構え、ダンスの世界大会に出るのが夢。なんとかお金を手に入れたいと思い続けていたところに、ホテルを経営するティナがラウのダンスを見てダンス教室にやってくるんだ。ティナから資金援助を得ようと、彼女のご機嫌取りをしようとする。

それと同時にラウのダンスを見て、是非一緒に踊りたいと夢見てやってきた、カム。カムはホテルのウェイトレスをやっている。貧乏だけどいつも楽しそうに笑っている明るい女性だ。ダンス教室にはいろんな職業の仲間がたくさんいて、みんないいやつばかりで、ハートフルな友情を感じられるんだ。

最初はティナのことをお金持ちのパトロンで、彼女のご機嫌をとればいいと思っていたラウ。またお金があれば何でもできると思っているティナ。このふたりだけど、カウたちと過ごすうちに、次第に変わっていくんだ。仕事ばかりでギスギスしていたティナに笑顔がもどり、ラウはお金お金と言っていたけれど、本当の夢はそういう事ではなかったって気がつく。

なんか話としてはありきたりなのかもしれないけれど、ちょっとじーんときちやったりして、私は結構楽しめたよ。またアンディ・ラウが山口百恵さん『さよならの向こう側』を歌うシーンにはびっくり。

それにダンスシーンがめっちゃうまいんだ。そうとう練習したのではと思ってしまった。アンディの別の面を見たようで、おすすめ。

【STORY】
勤め先のホテルでラウの社交ダンスを見たカウは、なけなしの貯金を手に、ラウのダンス・スク−ルに向かう。そこには憧れのラウ先生の他にも様々な人がダンスを習いにきていた。
Date : Saturday 17th December 2005 11:38
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    好き嫌い書き放題で、ネタバレありです。未見の方はお気をつけ下さい。
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