ステップフォード・ワイフ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ステップフォード・ワイフ
原題 THE STEPFORD WIVES
2004年 アメリカ公開
上映時間 93分
監督 フランク・オズ
出演 ニコール・キッドマン/マシュー・ブロデリック

お勧め度 ★1つ半

これって髄分前からTSUTAYAにあるんだけど、今だに三泊四日なんだよね。そんなに人気があるのかしらないけど、二コールが出ているしと思って借りたんだけど、うーん、これはいただけない。こういうネタだとは思わず、『フォー・ガットン』の時みたいに、まさかだろうなと嫌な感じで進み、やっぱそういうオチなの?勘弁してくれと思った。

ただニコールは美しい。最初はバリバリのキャリアウーマンといった感じで、黒い服装に黒い髪、ショートカットで登場。そのあとステップフォードの妻になったときは、ブロンドのロングヘアに、花柄のワンピースで登場。そのどちらも似合っているし、お人形のような美貌は、この役にはぴったりかもと思った。

ステップフォードという土地(実際には存在しない)は、男の願望でもあり、かつ女の願望でもあるということなのか。人形のような従順な女を求めた男と、そんな男に反発しつつも、男の庇護を求める女が作り上げた、実に怖い世界だと思われる。

ただこのB級さは、ちょっとついていけなかった。以後ネタバレ→(だってさ、できる女と結婚した男はコンプレックスがあって、心の願望としては妻を従順に扱いたいと思っている。そんな男たちは、ステップフォードの妻たちの頭に、ロボットのように動くナノチップのようものを埋め込み、自分の思うがままに動かしているという。つまり女は金髪で花柄ワンピースを着て、料理洗濯などの家事が得意。というようなロボット妻に仕立てるという話なのだ。ニコール演じるジョアンナは、何かおかしいと思いながら、この土地のおかしさを探ろうとしていた。事実を知ってもまさか自分の夫は、人形のような妻を望んでるとは思いたくない。だが結果は…。)

ここまででもなんじゃこりゃと思った。さらに最後はびっくり仰天、まさかこんな落ちだとはというような、苦笑いの結末が待っている。私はちょっと遠慮したいと思うのだった。だけどホント、ニコールの美貌は見て損はしないので、かろうじてこれでポイントがついたという程度。

この映画はリメイクらしいのだけど、前作はどんな感じなんだろうか?面白くなりそうな話でもあるのに、このコケぶりはどーしたものか。確かこの映画、アメリカでも酷評されていたような気もするのだけど。まあ興味のある方は見てちょうだい。

【Story】
ニューヨークでTVプロデューサーとして働くジョアンナは、ある日自分の手がけた番組が失敗に終わり、責任をとって辞職することになる。失意の中夫はジョアンナを元気づけるために、コネティカットにあるステップフォードという土地に引っ越して、のんびり過ごそうと持ちかける。引っ越してみると、この土地の妻たちは、全員貞淑で従順な女性ばかりであった。
Date : Thursday 18th May 2006 21:12
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シャッフル

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

シャッフル
原題 Lethal Eviction
2005年 アメリカ公開
上映時間 90分
監督 マイケル・フェイファー
出演 ジャド・ネルソン/ジェニファー・カーペンター

お勧め度 ★2つ半

この手の映画って、なんだかわくわくするような雰囲気があるんだよね、古びたアパートで次々と起こる殺人事件って。でも二時間サスペンスといった程度で終わるのは数多くあり、これもその一本。

勘のいい人やこの手の話を見慣れている人は、オチはすぐにわかると思う。こういう話ってもう飽きるくらい作られているから、目新しさは全くない。無難なサスペンス。それに次々に起こる殺人事件といっても、大して怖くないところが失敗だよ。

以後完全ネタバレ→(結局そのアパートの住人が犯人なわけだよ、だってさ同じアパートでの殺人なんて、一人ならまだしも次々もなんだもん。とはいっても最初のばーさんとかは心臓の発作で死んだってみんな住人は思っているわけだけど、見ているわれわれからすれば殺人なわけじゃない?だとすると犯人は住人の誰かって事になる。とするといったい誰なの?あいつしかいないじゃんって最初から思ったよ。そうしたら今はやりなのか、二重人格だったっていうネタ。もう飽き飽きしているんだけど。ちっとも怖くない。というか二重人格にすれば何でもありかよと、ちょっと怒りモード。でもさ殺人の理由が気に入らないというような短絡的なことで、別人格のすることだから、気にくわないやつは殺せってか?)

無難といえば無難なサスペンスなので、暇つぶしにはいいのかもしれない。それにそんなに怖くないので、サスペンスが苦手な人にはいいと思う。

【Story】
古びたアパートに風変わりな間借人たちが暮らしていた。双子の姉妹、ゲイのヘクター、口うるさいクラザス夫人などなど。ある時クラザス夫人が心臓マヒで変死し、そのあとからアパートの住人が次々に変死する
Date : Wednesday 17th May 2006 21:46
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シンデレラマン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

シンデレラマン
原題 Cinderella Man
2005年 アメリカ公開
上映時間 144分
監督 ロン・ハワード
出演 ラッセル・クロウ/レネー・ゼルウィガー

お勧め度 ★5つ

実に直球の映画だった。つまり隙のない話というのかな。実話だからかもしれないけれど。私としてはこういうストレートな話はかなり好きだったりする。素直に感動できるし。

ラッセル・クロウって私生活だと逮捕されたとか、スキャンダラスなことの多い俳優で、暴力的なこととか話題になったりしていたよね、でもこの人って出る作品に恵まれているのか、はたまた俳優としてはすごいものがあるのか、私生活のイメージとまるっきり違うんだよねぇ。

このシンデレラマンなんて、強きよき父であり夫であり、優しい男でもあり、そのイメージとかけ離れたということもなく、しっくりいっちゃってるよねぇ。

昔の『ロッキー』バージョンみたいな感じで、一人の男が妻のため子供のために、ボクサーとして再起するみたいな話よ。それもさものすごい貧乏で、電気も止められてしまうような中、お金のためというか結局家族のために、骨が折れようがボクシングの試合を続けて戦う姿は圧巻だよ。

私がとくにうるうるしてしまったのは、子供のためにボクシングのオーナーとかが集まる場所に行き、お金を恵んでもらうシーン。子供や妻のためとプライドも簡単に捨てて、お金がほしいと頭を下げるシーンは、涙で画面が曇ったよ。それにさとても優しいんだよね、子供を見る目が。おなかをすかせている子供に、自分は夢でおいしいステーキを食べておなかいっぱいだからって、子供に食べ物をあげたり、いい父親なんだよね。大きな愛であふれているというのか。

そんなわけで、これははずれはないでしょう。私としては実話ということで、彼の晩年は幸せな生活を送れて、本当によかったなぁと思ったよ。

【Story】
ボクサーとして将来を期待されていたジムは、右手の故障によりボクサーとしての道を断念される。肉体労働に励みながら、妻メイと3人の子供たちを養っていた。ある日のこと元マネージャーのジョーが復帰試合の話を持ちかけてくる。愛する家族を守るため、再起をかけてリングにあがることを決意する。
Date : Monday 15th May 2006 14:44
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エリザベスタウン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

エリザベスタウン
原題 ELIZABETHTOWN
2005年 アメリカ公開
上映時間 125分
監督 キャメロン・クロウ
出演 オーランド・ブルーム/キルスティン・ダンスト

お勧め度 ★3つ

まったりモードの映画で。悪くはないが、結局何がいいたかったのかテーマ性の薄い作品だった。というのもラブストーリーなのか、ロードムービーに自分探しの部分を取り混ぜた話なのか、たぶんどれも当たっているのだろうけど、それだから散漫になってしまっているように気がしないでもない。欲張って結局何だったの?っていうパターン。

悪くはないと思うのだけど、TSUTAYAで見たときは、感動の作品みたいなことが書かれていて、そりゃあ借りなくてはといきまいた。だけどふたを開けてみたら別にそんなに感動もしなかったところに、期待を裏切る要素があったに違いない。

ドリューは仕事で会社に大損を与えてしまってクビ。自殺しようと思っている矢先、妹から電話があり父が亡くなったと。それでひとまず自殺は父のことが終了したら実行に移そうと、長男として父の葬儀をやらなくてはならないし、そのため父の故郷のケンタッキーに行くことになる。そしてその行きの飛行機の中でクレアと出会うのだが、ここまでの間に突っ込みたいシーンは山ほどある。

だがそれをつっこんでいると、この映画は最後まで見れなくなるので、疑問に思うことは横において次行ってみようである。だけどさ客が一人しかいない飛行機だからって、スッチーが客の横でべらべらおしゃべりってどうかと思うんだけど。それに父親が死んだのに、いくら父の故郷の人たちと疎遠だからと言って、妹も母もケンタッキーに行かないってよくわかんないんだけど。だって父葬式には結局行くわけで、だったら最初からいけばいいのにとか。←結局つっこんでいる。

まあそんな父の故郷の人たちとの交流と、飛行機で出会ったクレアとの恋愛が同時進行で進んでいく。で君は自殺すんじゃねぇーのか???というつっこみもやめようね。

ヒロイン役のキルスティン・ダンストって、『モナリザ・スマイル』で初めて見たんだけど、そのときはぶさいくだと思ったし、『スパイダーマン』でもそう思った。でもこの映画の彼女は、ぶさいくなりにかわいくなって、垢抜けた印象になった。やけにチャーミングになったじゃんって。

【Story】
デザイナーのドリューは、自分のデザインしたシューズが、10億ドルもの大損害を招き、会社をクビになってしまう。そんな彼に追い討ちをかけるように、父親が亡くなったという報せが届く。父の葬儀のためにケンタッキー州のエリザベスタウンへと向かう。その飛行機の中で、陽気なフライト・アテンダント、クレアと出会うのだが。
Date : Saturday 13th May 2006 08:15
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ザスーラ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アドベンチャー

ザスーラ
原題 ZATHURA
2005年 アメリカ公開
上映時間 110分
監督 ジョン・ファブロー
出演 ジョシュ・ハッチャーソン/ジョナ・ボボ

お勧め度 ★4つ

『ジュマンジ』の続編らしいよ。私は見た事ないんで、比べることはできないんだけど、この『ザスーラ』は比較的楽しめたのにはびっくり。子供だましだろうと思っていたし、SFチックなのが駄目かもなんて思っていたんだけど、期待しない分楽しめた。

兄弟がザスーラっていうゲームをみつけて、はじめたら最後、ゲームの世界が現実のものとなってしまう。突然家が宇宙の空間に浮いていて、銀河の石がびゅんびゅん飛んできたり。地球に戻るにはゲームを最後までやらないと戻れないという。だけどそのゲームも過酷なもので、誤作動を起こしているロボットに追いかけられたり、怪物に襲われそうになったりという危険を回避しないといけないというわけ。

ゲームの順番は兄がやったら弟と交互にやらなくてはいけなくて、順番が来てゲームをするときに、次はどんなことが起きてしまうのか想像するとどきどきするし、子供だましなんだけど、結構この世界に入りこんだというのかな。

一応こういうゲームのどきどき以外にも、兄弟愛なんかも描かれているし、親子で見るにはもってこいの映画かなって思う。CGは極力使わないで作った映画らしいので、違和感なく見れた。結構迫力あったしね。だから大人にも満足いけるかと。ただし感動大作でも何でもないので、暇なときにみんなで楽しむ娯楽映画だから、そこんとこは勘違いしないように。

【Story】
いつもケンカばかりしている兄弟ウォルターとダニー。ある日のこと弟ダニーは地下室で“ザスーラ”と書かれたボードゲームをみつける。ダニーはルールも読まずに一人でゲームを始めてしまうのだが、次の瞬間家の中に大量の隕石が降ってきた。窓の外を見ると広大な宇宙空間に変わってしまっていた。
Date : Friday 12th May 2006 20:54
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イン・ハー・シューズ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

イン・ハー・シューズ
原題 In Her Shoes
2005年 アメリカ公開
上映時間 131分
監督 カーティス・ハンソン
出演 キャメロン・ディアス/トニ・コレット

お勧め度 ★4つ

姉妹の葛藤というか、家族だからこそひどいことを言ってしまったり、それで後悔したり。そんな二人の姉妹が繰り広げる毎日。それとともにお互いに成長していくという話だろうか。

こういう話にありがちな、姉妹の対比というのかな、姉はデブで外見はいけてないが、頭はよく仕事も弁護士としてバリバリこなす。かたや妹はスタイル抜群で男受けする容姿だが、仕事も長続きせず、破天荒な性格だ。

お互いに対してコンプレックスがあるので、会えば憎まれ口をたたくし、相手のすることに対していちいち気に入らない。だけど一緒に育った親友でもある二人は、いろんなことがあっても最後はやっぱりなくてはならない存在であるという。

駄目駄目な妹マギー役をキャメロン・ディアスが演じているんだけど、なんか明るいあの笑顔を見ていると許せてきちゃうのが不思議。結構ひどいことを姉に対してもしてくるし、ありえねぇーっていうことも多数。寂しいからって勤めているペットホテルから犬を黙って持ってきちゃうし。姉の恋人を寝取っちゃうし。まっ、これは姉の恋人もろくでもない男なんだけど。こんな妹いらないって思っては見ても、キャメロンって得なタイプというのか、あの笑顔でまあいいかって思っちゃったりするんだよね。

そんなマギーがおばあチャンを尋ねてフロリダに行き、そこで働くおばあちゃんや老人ホームの人々から、いろんな人生についてを学んで成長していくんだ。

一方姉は姉で、一見順風満帆みたいな肩書きだけど、恋人とは同じ事務所で不倫関係。その不倫男に妹まで手を出されてしまう。外見はいけてなくて、スタイルも悪い。妹と恋人の事件以来、職場で一緒に働きたくないので長期休暇とり、犬の散歩を仕事にしたり。でも彼女の周りには本当にありのままを愛してくれる男性がいたりする。

そんな二人の成長振りと、父と母と祖母の関係を絡めて、うまくまとめている作品かな。誰でもこんなことあるし、こんな気持ちになったこともあるって共感しながら見れる一本。

この映画女同士で見るといいかもしれないなんて思った。最後はほんわかした気持ちにさせてくれるし、悪くない作品。

【Story】
抜群の美貌を持ちながら、定職にもつかずぶらぶらしているマギー。一方姉のローズは弁護士として成功しているものの、自分の容姿に自信が持てずにいた。ローズの家に居候していたマギーは、ある時ローズの恋人にちょっかいを出してしまい、怒ったローズに家を追い出されてしまう。そこでマギーは、亡くなった母方の祖母エラのもとを訪ねることにした。
Date : Thursday 11th May 2006 10:33
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メリンダとメリンダ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

メリンダとメリンダ
原題 MELINDA and MELINDA
2004年 アメリカ公開
上映時間 100分
監督 ウディ・アレン
出演 ラダ・ミチェル/クロエ・セヴィニー/ウィル・フェレル

お勧め度 ★3つ

レストランに集まった劇作家が、メリンダという女性を主人公にしたストーリーを語りだす。一人は喜劇バージョン、もう一人は悲劇バージョン。『スライディング・ドア』みたいな感じなのかと思ったら微妙に違う。

よくポジティブシンキングで、よいことを思っていれば運命もそうなり、悲劇的なことばかり思っているとそうなるっていうのがあるじゃない?それに近い感じ。確かに人生って喜劇にもなれば悲劇にもなるんだけど、自分が落ち込んでいたりする時って、そんないい事を思っていても、ろくでもないことばかり起こるって思ったりするよね。

でもこの映画を見ていると、悲劇バージョンなんて、あんなに暗い顔して思いつめていたら運も逃げるよななんて思ったりもする。だってずーっと悲劇を背負ってそれに酔いしれているような感じがみうけられるんだよね。最初は周囲も気の毒に思って、いろいろ手を差し伸べるけれど、あれじゃあそのうち嫌になると思う。逆に喜劇バージョンは、悲劇と同じように不幸なことが起こって、確かに落ち込んだりもするだろうけれど、根本は前向きに明るく、悲劇を笑い飛ばすような生き方なんだ。だからかメリンダの周りにはそのうちラッキーなことが起こるし、よい運を自分の手でつかんでいく。

現実はいつも前向きに進んでいけないかもしれないし、後ろ向きになってしまうことも多いかと思うんだけど、それでもいつか前を向いて進んでいかないといけない。そうしないと結局悲劇のメリンダは、自分でさらなる悲劇を生み出していくようになっていくんだ。

というような展開の話なんだけど、どっちのメリンダかわけわからなくなるということはない。どちらのメリンダもラダ・ミッチェルが一人で演じているけれど、他の登場人物は同じ設定でも、演じているのは違う俳優だから。

ストーリーはかなり面白いし、こういうテーマって常に人間社会においてついてまわることなので、アイディアはとてもいいと思うんだよね。だけどなんとなくどっちも中途半端な印象があって、結局人生は短いというメッセージが弱くなっている気がしないでもない。

悪い話ではないし、メッセージ性のある映画なんだけど、消化不良になりがちかなぁ。でも小粒ながらうまいとは思う。見て大失敗ということはないと思うので、そこそこ楽しめるかな。

【Story】
メリンダは医者である夫と別れ、ニューヨークにやってきた。メリンダががアパートのドアを開けるところから、ふたつの話が展開してゆく。ひとりのメリンダは、夫が浮気をして自暴自棄になり自分も浮気をしてしまう。そのため夫から離婚を言い渡され子供の親権も奪われてしまい、自殺未遂を図ったという。もう一方のメリンダは、睡眠薬を飲みすぎてしまい、同じアパートのホビー夫妻の部屋へ転がりこむ。やはり医者である夫と離婚したばかりだ。
Date : Wednesday 10th May 2006 21:57
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ノンストップ・ガール

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

ノンストップ・ガール
原題 Committed
2000年 アメリカ公開
上映時間 98分
監督 リサ・クルーガー
出演 ヘザー・グラハム/ケイシー・アフレック

お勧め度 ★1つ半

駄目だつまんない。途中で寝こけて、何度もチャレンジしてやっと最後まで見たけど、ホント最後まで見ないで返そうかと何度も思った。私にはあわない。主人公に感情移入できないというか、ジョリーンのような行動をとるのが理解できない。

夫がある日出て行ってしまって、しばらくして一枚の絵ハガキが届く。そのハガキを頼りに夫を探す旅に出るんだよね。そして直感が働いたのか、広いアメリカで夫を探すことに成功するんだけど、すぐに彼の前には現れず、車の中からそっと見ていたり、うーん駄目だこのストーカーじみた行動が。別に嫌がらせするとかではないので、ストーカーとは言わないんだろうし、この見守りもジョリーンからしたら、夫を守るためにそうしているんだろうが、なんか納得いかない。

夫のカールもろくでもない男で、こんな男ならとっと離婚した方がいいよっていうような男でもあり、かといってじゃあジョリーンのことを同情できるほどかというと全くそんなことはない。だから私の気持ちは宙ぶらりんみたいな状態でラストまで行ってしまったの。

DVDのパッケージがいかれた雰囲気で、私は大笑いコメディみたいなのを想像していたんだ。タイトルだってノンストップガールだし。ところがそうでないところにギャップがありすぎて、のれなかったのかなぁとも思う。私にはあわないけれど、楽しいという人もいるんだろうなぁ。

【STORY】
ジョリーンはカメラマンのカールと結婚し、幸せな結婚生活を送っていた。ところがある日突然カールが彼女のもとを去ってしまった。カールの心を取り戻すべく、彼が送ってきた絵はがきを頼りに、アメリカ横断の旅に出る決意をするのだった。
Date : Tuesday 9th May 2006 20:43
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チャーリーとチョコレート工場

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ファンタジー

チャーリーとチョコレート工場 特別版
原題 Charlie and the Chocolate Factory
2005年 アメリカ・イギリス公開
上映時間 105分
監督 ティム・バートン
出演 ジョニー・デップ/フレディー・ハイモア

お勧め度 ★5つ

私はどっちかというとファンタジーものって駄目なんだよね。だからあまり好んで見たりしないんだ。だからこの映画もずーつと躊躇していた。ところがどっこい、見てみたら超嵌ってしまった。

遊園地のアトラクションのような映像で、色彩が派手で、そしてなんと言っても、ブラックな発言が楽しい。一見子供向けに見えるけど、すごく皮肉が利いていてツボに嵌った。

憎らしいというかくそガキと言えるような憎々しい子供たちがやっつけられていくのが見ていて楽しくなるって、私は相当根性悪いんだろうか?でもあの映画でチャーリー以外の子供がとても素敵なんて口が裂けてもいえないくらい、生意気でどつきたくなるほどいやな子供なんだもん。親もまたそれに増して嫌だし。

ウンパ・ルンパが私にはさらにツボ。あれがきもいと思う人は、この映画楽しめないと思われる。ウンパ・ルンパが歌う歌詞もブラックで大好き。

というような前述の憎らしい子供と対比して、チャーリーがすばらしい子供というか、家族を大切に思う思いやりの持った子供というのが引き立つように作られているんだよね。チャーリーの家は超貧しくて、毎日ご飯はキャベツのスープ。家も傾きかけているあばら家だし。そこで寝たきりのじーさんばーさんが4人もいて、お父さんは歯磨き工場で働いているけれど、給料はものすごく安くて貧しいんだ。でも家族がとても暖かい、貧乏でもこの家族なら幸せっていえるような家庭なんだ。なんかそんな家族愛がところどころあって、うるっときたりするところもあり。家族愛という甘いお菓子に、ぴりりと皮肉というスパイスを効かせ、着色料で派手派手に染めたお菓子という映画。

ただしこの映画は、好き嫌いが極端に分かれそうだと思う。この世界に入れなかったら最後、えらくつまらなくてなんじゃこれって思うよ。私のようにツボに嵌れば、最高に楽しい映画だと思われる。なので私的評価は5つ星だけど。

【STORY】
貧乏な家庭に暮らしている少年チャーリー。彼の家のそばには不思議なチョコレート工場があった。ある日工場の経営者ウィリー・ウォンカ氏は、全商品のうち5枚だけに入っているゴールドチケットを引き当てた者にだけ、特別に工場の見学を許可すると発表した。そして誕生日の日にしかチョコレートを買えないチャーリーも、幸運のチケットを手にすることができた。
Date : Monday 8th May 2006 00:48
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エージェント・コーディ  ミッション in LONDON

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

エージェント・コーディ ミッション in LONDON〈特別編〉
原題 AGENT CODY BANKS 2: DESTINATION LONDON
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 100分
監督 ケビン・アレン
出演 フランキー・ムニッズ/アンソニー・アンダーソン

お勧め度 ★2つ半

これってパート2だったらしい。前作は見たことがないんだけど、物足りないというのか微妙というのか。前作見てからの方がよかったのだろうか?主人公の男の子が、微妙な年なんだよね。子供子供していたらスパイキッズみたいな雰囲気でかわいいと言えるのかもしれないし、かといって大人びたかっこいい男の子という雰囲気でもない。大人と子供の真ん中くらいの世代なので、なんか中途半端なんだよね。

CIAの訓練場所は夏のサマーキャンプ場。親たちが見に来ると、突然サイレンが鳴って、サマーキャンプに早がわりして、それ以外は訓練をやっている。そしてコーディの任務は、その訓練場で司令官のように働いていた自分の上司が、洗脳ソフトのCDを盗み出してしまう。そこでその司令官を追ってロンドンへ向かい、洗脳ソフトを取り返すというわけ。

それでロンドンの音楽学校に入り、洗脳ソフトのありかを探りだすわけなんだけど、楽器なんてぜんぜんできないにもかかわらず、音楽学校に入るって、んなことできるんかいな。というつっこみをしたら駄目だ。だってそれ言ったらほとんどの場面でみんな突っ込まないといけないもの。

面白いといったら面白いし、つまんないと言ったらつまんない。取り立てて盛り上がらないし、どっちかというとCIAキッズのコーディより、一緒に潜入したデレクの方が、いい味出していてよかったように思うのは、主人公より脇役に感情移入しちゃ駄目だろう。

前作がどうなのかわからないのだけど、これが2作目だからたいしたことないのだろうか?ほらたいてい第2弾って失敗するじゃん。でも前作をあえて借りたいと思わないんだよね。

それでも不愉快になることはないし、お子様向けといったらお子様向けなので、家族でどうぞ。

【STORY】
16歳になったCIAエージェントのコーディは、サマーキャンプと称した秘密訓練に参加していた。そこでコーディ達を指揮する司令官の手によって洗脳ソフト開発のディスクが盗まれてしまう。このソフトが悪用される前に犯人の逃亡先であるロンドンへ向かうコーディ。
Date : Sunday 7th May 2006 17:50
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