ウエディング宣言

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ウエディング宣言<特別編>原題 MONSTER-IN-LAW
2005年 劇場公開
アメリカ・ドイツ制作
上映時間 102分
監督 ロバート・ルケティック
出演 ジェニファー・ロペス/ジェーン・フォンダ

お勧め度 ★4つ

これは面白かった。期待しなかった分とても面白く見れた。というかジェーン・フォンダが久しぶりの女優復帰で、ものすごくいい味出していたんだよね。それにしても年いくつなんだろうか。結構年いってると思うのだけど、スタイル抜群だしいくつになっても綺麗。それにコメディにぴったり。

チャーリーはケビンと運命的な出会いをして、うきうきで彼と結婚することになったのだけど、ケビンの母がこれまた曲者。ケビンの家に行くと息子溺愛ママのヴィオラが待ち構えていた。男の人ってマザコンの部分ってある程度あるかもしれないが、母の方も息子がかわいくてしかたなくて、つれてくる彼女がみんな気に入らない。チャーリーももちろん気にいらない。息子が医者なのにチャーリーは派遣で働いているというのも気に入らない。というかどんな職業でも気にいらないんだと思うが。

それで二人の壮絶バトルが始まる。ちくちくと意地悪したりされたり。それになんといっても面白いのは、心の中で思っていることを演技として見せちゃうところ。チャーリーの顔をケーキにぶち込むなんてシーンは、心に思い描いたことで、実際はにっこり笑っているっていう。それが面白くてね。

そんなやり取りに爆笑しつつ、ラストはなぜかホロリとさせるシーンが用意されていて、なかなか楽しめる作品になっている。安心して観れるラブコメディ。

【Story】
派遣として働くチャーリーは、仕事の途中コーヒーショップで出会ったケビンと、偶然の出会いを何度か重ね、運命を感じた二人は結婚することになった。婚約の挨拶にケビンの実家に行くと、そこに待ち構えていたのは姑になるヴィオラだった。
Date : Thursday 22nd March 2007 00:00
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セックス・アンド・マネー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

セックス・アンド・マネー原題 FRIENDS WITH MONEY
2006年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 88分
監督 ニコール・ホーロブセンナー
出演 ジェニファー・アニストン/フランシス・マクドーマンド

お勧め度 ★3つ半

これは友人同士である女4人の出来事。3人は結婚しているがオリビアは独身。これはいいのだけど、結婚している3人はみんな年が近いというのはわかるのだけど、オリビアはどう見ても年が違うだろうって言うところに無理がある。年の違う友人って言うのはいるけれど、だってあの映画では、みんな学生時代の友達っていう設定なんだよね。とするなら世代が一緒じゃないと違和感があると思うんだ。

オリビアの役をジェニファーがやっているからかもしれないけれど、いくらなんでもまだ更年期っていうことはないだろうって思っちゃうんだよね。だって他の3人はやっぱり更年期の女って言う感じで、それによる心のゆれとか、そういうのがよく出てくるんだ。そうするとジェニファーはどう見ても30歳代にしか見えないから、ビジュアル的に無理が生じる。

他の3人とは違って独身のオリビアは、教師の仕事を辞めて家政婦をしているんだけど、留守宅の家で掃除をしつつ、男連れ込んだりちょっとありえないことをやっているんだよね。それに貧乏だから、デパートの化粧品売り場を巡回して、クリームの試供品をいくつも貰う様子とかは、なんだか妙に現実感溢れていて、あきらかに他の3人とは違うっていう感じ。

そこいらを差し引くと、みんなそれなりに幸せそうではあるが、やっぱりいろんなことがあるわけさ。冷めた夫婦関係とか、更年期に差し掛かったホルモンの崩れによる感情の不安定さとか、中年になる女の様が描かれているのはうまいと思う。

オリビエも自分にとって一番合っている恋人というのが誰なのかというのを見つけ出してゆくし、それぞれの夫婦のあり方とか、4人の友情という名の絆とか、結構それなりにうまくまとめているかと思う。

それにしても邦題がなんじゃそれだ。原題の通りでいいんじゃないかと思ったのは私だけ?

【Story】
学生時代の仲の良い4人の女友達。3人はキャリアを積んで結婚もして順風満帆。ところがオリビアは失業中で家政婦として生計をたてている。未だ独身で元彼が忘れられずにいる。
Date : Wednesday 21st March 2007 00:01
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キンキーブーツ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

キンキーブーツ原題 KINKY BOOTS
2005年 劇場公開
アメリカ・イギリス制作
上映時間 107分
監督 ジュリアン・ジャロルド
出演 ジョエル・エドガートン/キウェテル・イジョフォー

お勧め度 ★4つ

TSUTAYAの店員さんが面白かったとか何とか言っているのをそばで聞いて、それじゃあ借りてみるかと思い手にした作品。確かに面白かった。この映画は実話なんだって。イギリスにある靴屋さんの再生の話。

老舗の靴屋さんだったが、実は倒産寸前で、経営者だった父が死んで、息子であるチャーリーがあとを継ぐ。そこで悪戦苦闘していると、ドラッグクィーンのローラに出会い。おカマちゃん用のヒールのブーツを作ることになる。昔かたぎのごつい紳士用靴から、おカマちゃん用のブーツに変更するのは、従業員もびっくり。

従業員との関係や田舎町の人々の様子。そして会社と恋人との間の苦悩などいろんな人間模様がたっぷりつまっている。それにショーのシーンがすごいの。あの踊りと歌には圧倒されるし、なんか画面の前で拍手したい気分だった。

従業員の人たちも田舎町の堅物な雰囲気だけでなく、なんかとても人間味溢れる人たちなんだよね。みんな根はとってもいいの。だからハートウォーミングな気分になりたい人にはお勧め。さらに踊りとか歌もいいので、のりも悪くない。テンポよくぐいぐいと話にのれるかと。

【Story】
田舎町ノーサンプトンにある靴工場の跡取り息子チャーリーは、ロンドンで恋人と過ごしていた。ところがロンドンに到着後、父親の訃報が届く。4代目社長として工場を引き継ぐこととなったが、工場は倒産寸前と判明する。
Date : Tuesday 20th March 2007 00:59
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ディナーラッシュ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

ディナーラッシュ原題 DINNER RUSH
2001年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 99分
監督 ボブ・ジラルディ
出演 ダニー・アイエロ/エドアルド・バレリーニ

お勧め度 ★3つ

ニューヨークのあるレストランを舞台に、一晩このレストランで起こるドラマといったらいいだろうか。ラストの付近くらいから、この映画の雰囲気に乗れたのだけど、それまでが長い。いや映画の時間は99分だからそんなに長くはないのだ。なのにこのままこのレストランの一晩の出来事で終わるのだろうかあきらめモードになってくるあたりが嵌れない原因だった。

というのもTSUTAYAで人気の作品みたいな感じで紹介されていたので、こりゃあレストランを舞台にしたワクワクドキドキなサスペンスと期待てんこもりだったのがいかんのかもね。

料理の映画というと、この前みた『マーサの幸せレシピ』があるんだけど、あれよりも厨房の喧騒というか、戦場のような戦いが繰り広げる様は迫力あると思う。ただ主人公のシェフであるウードが嫌なやつなんだ。どれだけの腕をもったシェフだがなんだか知らないが、暴君だ。前述の映画のマーサも嫌なシェフだったけど、なんでシェフはいい人じゃないんだろう。

それにシェフも嫌だけど、客も嫌だ。接客はウェイトレスだろうが、食べに来る客も感じ悪いんだよね。ねちねちいやみを言うやつや、レストランのことを褒めて記事にした女なんか、すごい不細工。まじまじと顔見ちゃったよ。だって意地悪さが顔に出ているんだもん。我侭言ってなんで席が窓際じゃないんだとか無理なことを言ったり。ギャングまで出てきて、この店を売れとか難癖つけてきたり。なんかいい人があまりいないので、イライラしちゃってストレス感じちゃった。

でも最後はおーっ、そうきたかっていう展開も待っていて、そこいらはこのために前半があるのねぇと納得。つまりそこにいたるまでが眠くなるんだよね。

ネタバレ→(レストランの中にバーもあるんだけど、そこで飲んでいたサラリーマン風の男。この人がちょいちょい出てきたんだけど、最後にその人が実は殺し屋で、店を売れとかいちゃもんつけてきていたギャングをあっという間に殺しちゃった。つまりただの客じゃなかったというわけ。)

ちょっとおしゃれな映画というか、ミュージックビデオみたいな雰囲気があるんだけど、私はあまり好みではなかった。ただTSUTAYAでは人気映画と紹介されているだけあるから、きっと私と感性のズレなんだろうなぁ。

【Story】
ニューヨークにあるイタリアンレストラン『ジジーノ』。オーナーのルイスの時代には、昔ながらの家庭の味で街の人に愛されてきたが、息子がシェフをするようになってからは、斬新なアイディアで、トレンディなレストランと変わった。そんなレストランで繰り広げられる一晩の出来事は。
Date : Monday 19th March 2007 07:53
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隠された記憶

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

隠された記憶原題 CACHE
2005年 劇場公開
フランス・オーストリア・ドイツ・イタリア 制作
上映時間 119分
映倫 PG-12
監督 ミヒャエル・ハネケ
出演 ダニエル・オートゥイユ・ジュリエット・ビノシュ

お勧め度 ★3つ

なんとも感想の書きにくい映画だった。というのも前半がだるい。ある日自宅の玄関を写したビデオテープが送られてきた。というのが冒頭なんだけど、カメラが固定されて、延々と通りの向こうあたりからアパートみたいな建物の様子が映っていて、それがビデオテープの映像を現しているとわかるまで、いったい何なんだとわけがわからなかった。

それとこの映画音楽がないのだ。だからビデオテープの映像の場面だと退屈なんだよね。せりふも入らないんだよ。だからなおのことじれったくなる。

見知らぬ人からのビデオテープというと、私はリンチの『ロスト・ハイウェイ』が思い出されるが、一緒なのはそこまでで、リンチの作品ほど難解ではない。だが難解ではないが、何が言いたいのかと問われると、疑問符が残るみたいな作品だった。つまりこの謎のビデオテープの送り主は最後まで明確ではないところに消化不良が残るのだ。想像すればあいつなのか?とかこじつけはできるが、それでもじゃあ何のためにとなると、やっぱり?マークが頭に浮かぶ。

ある意味社会問題も提起している部分もある。フランスにおける移民の問題とか、そこでの差別の問題が絡んでくる。このあたりがピンとこない日本人の私としては、やっぱりよくわからないのである。なんていうのか居心地の悪い映画なんだな。落ち着かないというか。だから面白いんだかそうでないんだかわかんない。

ネタバレ→(ジョルジュは子供のころに、マジッドに対してしたことに後悔の念がある。ジョルジュの両親はマジッドを養子に迎えようとしていたが、それが嫌だったジョルジュは嘘をついて、マジッドは悪い子だというのを両親に吹き込む。それによりマジッドは養子にはなれず施設に送られてしまう。

それでジョルジュはこのときの復讐にマジッドがこんなビデオテープを送ってくるのだと思い込むんだ。富めるものがそうでないものに対する、高みから見たような考えだ。マジッドは断じて自分ではないと言うが、ジョルジュは信用しない。そしてラスト、突然あてつけのように、マジッドはジョルジュを呼び出して、目の前で首を切って自殺するんだ。これにはひいた。では誰が何のためにあのビデオを?となると、ジョルジュの息子のピエロとマジッドの息子が関係してそうな雰囲気ではある。二人は知り合いみたいな場面がラストに流れるし。
)

この話は動機が不明。何のためにというのが恐ろしく欠落しているように思う。だからすっきりしないのだ。推測の域をこえないのでもやもやが残る。見終わったあと大田胃散でも飲みたくなった。

【Story】
ジョルジュは妻のアンと息子のピエロと幸せな生活を送っていた。そんなある日、送り主不明のビデオテープが届く。そこにはジョルジュの家を正面から隠し撮りした映像が映っていた。次第に恐怖が高まってゆく中、ジョルジュは少年時代の記憶が思い出されていく。
Date : Sunday 18th March 2007 00:15
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デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2原題 FINAL DESTINATION 2
2003年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 90分
映倫 R-15
監督 デヴィッド・リチャード・エリス
出演 アリ・ラーター/A・J・クック

お勧め度 ★3つ半

それでこれが前作に続くパート2。前作もとても楽しかったけれど、これはまあまあかな。パート2にしてはいい出来かと思う。前作に出てきた人も出てくるし、一応話の続きではある。なのでパート1を見てからの方がいいかもしれないね。

前回は飛行機、今回はハイウェイでの玉突き交通事故だ。交通事故も凄まじい。丸太がゴロゴロ落ちて、それがぶつかり、あっという間の大事故に発展。あれだけすごいと飛行機大爆発並の大事故だよ。これも前作と全く一緒、予知夢ね。で結局この事故を回避しても、いつかは死ぬというのも変わらない。ただ前作より死に方がパワーアップしている。

というのもなんとか死を回避したかに思えたその瞬間、えっ?即死かよ!みたいな死に方になるの。前作もそうだと言えばそうなんだけど、それがよりいっそうすごい。なんだかあまりの死に方というか、不運は続くみたいな感じで、運が悪いよねーというような偶然が重なっての死に方には、なんだか感心するほどのもの。

派手な死に方とスピード感であっというまに90分は過ぎていく。この手のシリーズが好きな方は楽しめるかと思う。ただグロイのが駄目な人は無理でしょうね。

【Story】
キンバリーは友人たちとドライブに出かけた。しかしキンバリーはハイウェイ事故の予知夢を見る。そしてキンバリーは事故を未然に防ごうと、自分の車でハイウェイの入り口を封鎖したが…。
Date : Saturday 17th March 2007 00:37
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ファイナル・デスティネーション

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

ファイナル・デスティネーション 特別版原題 FINAL DESTINATION
2000年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 97分
監督 ジェームズ・ウォン
出演 デヴォン・サワ/アリ・ラーター

お勧め度 ★4つ半

ファイナル・デッドコースターを先に見た私だけど、この映画がパート1。
これもかなり面白かった。パート3はジェットコースターに乗る前に予知夢だつたけど、これは修学旅行に行くために飛行機に乗り込む学生。そこでアレックスは飛行機が大爆発する夢をみる。

突然この飛行機は爆発するなんて、飛行機の中で騒いだら、そりゃあ強制的に外に連れ出されるよね。自分から降りるというより、騒ぎがでかくなるので、職員に連れ出されてしまって、次の便で行くことになってしまった途端、大爆発よ。

それでたまたま飛行機に乗らなかった7人が、そのあと死という運命は変えられないと、次々に順番に死んでゆくのさ。13日の金曜日のジェイソンとか、そういう殺人鬼が命を狙うわけではなく、死の運命というどうしようもないものに殺されるというのが、なんとかしようがないもどかしさを倍増させている。それをなんとか回避しようと四苦八苦するけれど、運命を変えるのはなかなか大変なのよね。

DVDにはもうひとつのエンディングが収録されていて、私はあれより現エンディングがいいと思っている。というのも別の方が少し複雑な終わり方。現エンディングの方がさっぱりすっぱりって言う感じで、やっぱりオカルトホラーはこういう単純さがいいんだよなって思った。

ということで、結構楽しめるので是非に。

【Story】
フランスへの修学旅行に行くアレックスだったが、自分の乗る飛行機が大爆発する夢を見る。恐怖にかられたアレックスは、この飛行機は爆発すると叫びパニックになる。結局アレックスと混乱に巻き込まれた数人を残して離陸した飛行機は、実際に爆発してしまう。
Date : Friday 16th March 2007 00:34
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マーサの幸せレシピ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

マーサの幸せレシピ原題 BELLA MARTHA
2001年 劇場公開
ドイツ制作
上映時間 105分
監督 サンドラ・ネットルベック
出演 マルティナ・ゲデック/セルジオ・カステリット

お勧め度 ★4つ

ヨーロッパの方って、ホント空の色が暗いよね。空が低くていつも曇っているような感じで。この映画も色彩は暗い。ドイツの作品だから、硬いイメージがあるのかも。

マーサは仕事の腕はぴか一なんだよ。有名シェフでもあり。だけど性格に難があり、とっても神経質。なんたって客に暴言吐いたり、客がこれはレアじゃないなんて言おうもんなら、生肉をたたきつけちゃうような女。プライドが高いんだよね。

仕事は誰にも負けないけれど、独身で彼氏もいない。休日には家から出ない。誰しもマーサほどでもないけれど、そういう部分ってあるように思うんだよね。男に負けじと仕事はしてみても、男に寄りかかったり、甘えたりすることが苦手というか、そういうのが不器用でできないんだよね。もちろん恋愛体質の女性はその限りではないだろうが。

そんなマーサだけど、イタリア人の陽気なマリオがやってきてから、少しずつ心を開いていく様子が丁寧に描かれている。この二人の対比として料理もそのように描かれている。マーサの作る料理は完璧だけど隙がない。きっと食べたらおいしいのだろうが、なぜか無機質でおいしそうに見えない。一方のマリオの作るものは、実に単純なイタリア料理というか、パスタとかそんなもんなんだけど、とってもおいしそうなんだよね。

マーサは死んだ姉の子を引き取って、子供とかかわることや、マリオとの関係により、少しずつ温和にそして素直になってゆく。

この映画よくもわるくも隙がない。なので遊びは少ないのだけど、失敗はないという優等生の映画だと思う。狙いもよくわかるしね。堅物のマーサがマリオの明るさによって姪のリナとともに救われていく様子はほろっとさせられて、考えさせられる部分もあるそんな映画かな。

【Story】
マーサは女性シェフとして働いている。マーサは仕事は優秀だけど、なかなか人に心を開かず休日も一人で過ごしている。そんな時姉が事故死し、その娘リナをマーサが引き取ることになった。
Date : Thursday 15th March 2007 00:56
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イルマーレ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

イルマーレ原題 THE LAKE HOUSE
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 98分
監督 アレハンドロ・アグレスティ
出演 キアヌ・リーヴス/サンドラ・ブロック

お勧め度 ★4つ半

2001年の韓国のオリジナルが未見なので、比較にはならない。だけどキアヌとサンドラとあっちゃあ見逃すはずがない。私この二人好きよ。

結構この作品は自分としては楽しめた。ただしタイム・パラドックスを考えはじめると、つじつまあわないだろっていうつっこみどころはある。この話の二人は生きている年代が違うのだ。この過去と未来の人間が文通しちゃうんだよね。そこからして無理な話だから、どうしても矛盾が生じるのはしかたない。なのでそこを深く追求すると、話についていけなくなってしまう。なので単純に過去と未来の男女が文通して、お互いに恋心を募らせていくと考えて、さらりと見ることをお勧めする。

なんていうのか、キアヌもサンドラも実年齢は40歳代なわけで、映画の設定の年はわかんないけど、若くはないということは確か。だから若いころのように欲望のまま突っ走れ恋愛ができない。二人がキスしたいのにしそうでできないもどかしさとか、そういう含みというか、そのあたりはとてもうまい。

そんな二人なので、ラスト近くのサンドラ演じるケイトが手紙をにじりしめて声を殺して泣くシーンはぐっと胸に来るものがある。ラストは賛否両論があるとは思うのだけど、私はこの映画の二人にはあれで満足している。なんかちゃらちゃらした感じがないので、こういう映画好きだよ。機会があったら韓国版も観てみようかな。

それにしてもキアヌとサンドラは実生活でも友達同士みたいで、仲のよい友達でいいねぇ。←映画とは何の関係もない

【Story】
湖の岸辺に建つガラス張りの一軒家に住むケイトは、シカゴの病院に行くことになり、この家から引っ越すことにした。彼女は次の住人に自分宛の手紙の転送を頼もうと、郵便受けに手紙を残し引越ししていった。一方アレックスは家族の思い出が詰まった湖の家を買い取り、そこへ引っ越してきた。彼はそこで郵便受けにアレックスの手紙を発見する。
Date : Wednesday 14th March 2007 00:55
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恋するレシピ ~理想のオトコの作り方~

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

恋するレシピ ~理想のオトコの作り方~ スペシャル・コレクターズ・エディション原題 FAILURE TO LAUNCH
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 96分
監督 トム・デイ
出演 マシュー・マコノヒー/サラ・ジェシカ・パーカー

お勧め度 ★2つ半

日本だと30歳過ぎた独身男性が、実家で親と暮らしているっていうのは珍しくないだろうし、結婚するまで実家からっていう人も多いと思う。だけどアメリカはどうもそういうのは駄目らしいのだ。つまり30歳過ぎても独立していないなんてとんでもない息子と言うことだ。そこらいらが子供のころから、大人と子供の一線をひいた育て方をするお国柄の違いなんだろうね。

この映画は、35歳になっても実家暮らしのトリップ(マシュー・マコノヒー)は、親から早く独立するように急き立てられている。いつも結婚したいような彼女ができても、家に連れてくると、親と住んでいるというのがわかると、彼女はみんなトリップを振ってしまうのだ。
「あなたいまだに両親と住んでるの??」っていうのが、彼女らの共通の驚きなのよね。

まあ一人暮らしだと思って家に行き、彼といちゃいちゃしていたら、突然両親が…なんて、確かにたまげると思う。とは言っても、アメリカって一人であんな立派な一軒家に住んでしまうのだろうか。日本だったら、一軒家に住む独身って、あまりいないよね。マンションならありえても。だから日本の感覚だったら、彼につれていかれた家が一軒家だったら、絶対に家族と住んでいると思うけどね。

トリップの親は、早く独立してほしいので、息子の自立支援のプログラムがあると聞いて、ポーラと言う女性にそのプログラムを息子にもやって欲しいと頼む。ポーラは今までのクライアントと同じように、トリップに接するのだった。それもそのプログラムって、彼と恋人のような関係に持っていって、彼に結婚したいと思わせて、それで結婚するなら家を出て独立するという気持ちになるというものなんだよね。

でもさ結婚する気にさせといて、最後にこれはビジネスでしたーなんてなったら、相当傷つくと思うんだけど。このあたりビジネスとしてどうなのかと思うんだけど、まっ、映画だからね。(笑)

そこそこの話かなーというのが印象。マシュー・マコノヒーとかが好きというならいいかも。というかなんか軟弱ではっきりしない男の役なので、あんまり得意じゃないんだけどね。もっとたくましい男の役やればいいのに。←大きなお世話。
アメリカじゃあ、マシュー・マコノヒーはセクシーな男に選ばれているらしいよ。確かにいい体してるけど。

【Story】
35歳になっても実家で暮らすトリップに、両親は息子を自立させるためのプロがいると知り、早速そのポーラにトリップのことを依頼する。
Date : Tuesday 13th March 2007 18:55
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