CUBE ZERO
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

原題 CUBE ZERO
2004年 カナダ公開
上映時間 97分
監督 アーニー・バーバラッシュ
出演 ザカリー・ベネット/ステファニー・ムーア
お勧め度

前作の『CUBE』を見たときは、結構おもしろいじゃんと思ったんだよね、それの序章ということで、チャレンジしてみた。実は『CUBE 2』は見ていない。だって巷では2は面白くない、1でやめておけばよかったのにっていう意見が多くて、止めちゃったんだよね。でもこの『CUBE ZERO』を見て、2も挑戦してみようかとも思ったりもしたんだ。
それはさておき、この作品でいったいどういう人間がCUBEの中に入れられてしまうのかとか、どんな感じでCUBEは監視され操作されているのかっていうのはわかるんだけど、なんでこんなCUBEというものを作る必要があったのかがよくわかんないんだよね。CUBE誕生の経緯というのだろうか。そこらあたりが不満なんだけど。
CUBEという立方形の部屋に閉じ込められ、それにはあらゆる仕掛けがしてあって、一歩間違えると殺されちゃうというスリリングなゲームのような入れ物。つまり命をかけたゲームみたいなものだけど、それを監視する人間というのが今回は登場する。外でこのCUBEを操っている人間ね。
それも淡々と仕事としてこなしているんだよね。言われるがままに監視して、人が死んでゆくのを見ている。怖いよねぇ。何も感じなくなっていくのだろうか。いくら仕事とはいえ。
だけど主人公であるウィンはやっぱり疑問に思うんだよね、それで自らCUBEの中に入り、被験者であるレインズを助けようとする。CUBEの原理を知ってはいても、だからといってこの殺人キューブから脱出できるかはわからないわけだよね。
ラストはCUBE 1につながっているので、1を見ている人にはなるほどねぇとは思う終了の仕方なんだけど、レインズは最後どうなっていったのかよくわかんないし、一応これって、序章なんだけど完結編扱いなんだよね。2を見ればなぞが解明されるのかな?やっぱ駄作でも2を見てみようか。
ということで、CUBEを見ている人は、みてみると大まかな謎は解明される部分はあるので、見る価値はあるかも。だけどこれ単体で見ると、つまんないと思うよ。やっぱり1の面白さを経験してからの方がいいかもと思う。
【Story】
立方体の建物をモニタ越しに見ているウィンとドッドは、CUBEの管理と被験者の観察を行なうのが主な仕事であった。ウィンは、被験者の一人である若い女性レインズに特別な思いをいだいていた。