トランスポーター

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

トランスポーター
原題 THE TRANSPORTER
2002年 アメリカ・フランス公開
上映時間 93分
監督 ルイ・レテリエ/コーリー・ユン
出演 ジェイソン・ステイサム/スー・チー

お勧め度 ★4つ半

『トランスポーター2』が公開されるにあたり、このDVDもずーっとレンタル中でなかなか借りれなかったんだよね。ジェイソン・ステイサムがかっこいい。しぶーい男でとってもトランスポーターぴったりだった。彼は俗に言うハゲ。でも許せる愛すべきハゲ。かっこいい。←一応ほめている。

ジェイソン・ステイサムって、声で妊娠させると言われているくらいいい声の持ち主。確か目で妊娠させるという俳優もいたような?だれでしたっけ?それはいいとして、本当にいい声だから、普段吹き替えで見ている人も、今回は字幕で見てほしいなぁ。

で映画のことだけど、前半は異様にわくわくした。リュック・ベッソン製作・脚本というだけあって、彼のカラーがよく出ている。TAXiとか好きな人は楽しめると思う。派手なアクションも満載だし、カーチェイスがTAXi並の激しさだしね。

トランスポーターとは運び屋のことで、彼はルールを決めていて、そのルールは決して破らない。序盤の銀行強盗との契約もおかしかったよ、だって犯人は4人車に乗り込んできたんだけど、契約は3人だと言って契約違反の場合は仕事はしないんだもん。妙に冷静で契約を主張するあたりが楽しい。つまりどんなものでも運びますということ。ただし荷物の内容は一切関知しない。目的地まで確実に運ぶ仕事。

ここで観客の心をぐっとつかむ。このままラストまで持っていってくれると傑作だったのに、なんだか途中から運び屋というより、単なるアクション映画になってしまったのが残念なんだ。後半のテンポの悪さとダラダラ感がよくない。

それでもアクション映画としては成功しているし、フランク(ジェイソン・ステイサム)は元軍人で年金生活を送っているという仮の姿から、裏の仕事は運び屋という設定まで、実に興味深い展開で最後までひきつけられる。私はこの映画好きだなぁ。絶対にトランスポーター2は見ないとと思ってしまった。

フランス映画っぽくないところがまた好きな原因かもしれないけど。

【Story】 
フランクは元軍人だが、裏の仕事はプロの運び屋。契約は厳守で名前は聞かない、依頼品は開けないというルールを決め、高額な報酬のもと確実に依頼品を目的地まで届ける。ところが仕事の途中、依頼品のバッグに不審を感じ、自らのルールを破ってつい開けてしまう。
Date : Sunday 4th June 2006 08:37
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スカイ・ハイ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ファンタジー

スカイ・ハイ
原題 SKY HIGH
2005年 アメリカ公開
上映時間 99分
監督 マイク・ミッチェル
出演 ケリー・プレストン/マイケル・アンガラノ

お勧め度 ★3つ半

『ファンタスティック・フォー』みたいに体がびよーんと伸びたり、すごい怪力が出せたりするんだけど、あの映画よりかは面白かった。アメリカのヒーローってああいうのが特徴的なのかな?

自分の親がスーパーマンみたいなヒーローで、日夜世のため人のために活躍していて、その子供がウィルというわけ。スーパーヒーロー育成の高校がスカイ・ハイというのだけど、なんと空の上にその学校があるのだ。通学にはスクールバスを使うのだけど、空をぶっとんで学校まで行けるという、ディズニーらしいおとぎ話よ。

スーパーヒーローの子供だからといって、すごいパワーがあるのかというとそうでもなくて、最初は何の力も出ないため、クラスわけの際、劣等性が入るクラスに振り分けられたりするんだよね。ヒーローの世界も現実の世界も能力別にクラス分けってところがみそ。

明るい雰囲気で、恋もあり友情もありで、それなりに楽しめるけれど、こういう話がくだらないと感じる人はつまらないかもね。子供と一緒に見るには楽しいかもしれない。

ただし私がいまいちと思うのが、このくらいの年代の男の子って、子供と大人の中間で、かわいくないんだよね。もう少し小さいとかわいいと思うだろうし、もう少し年がいくとかっこいいと思うのかもしれないけれど。さらにちょっとやぼったい男の子なので、そこがねぇ。まあ普通の子っぽいのがいいのかもしれないけれど。

【Story】
スーパーヒーローを育てる学校“スカイ・ハイ”。ウィルはここに新入生として入学するが、彼の両親はスーパーヒーローだ。だが両親の力をうけついでいるのかどうかわからず、スーパーパワーを発揮できないでいた。そのためおちこぼれ組に振り分けされてしまう。
Date : Saturday 3rd June 2006 14:43
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深紅

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

深紅
原題 深紅
2005年 日本公開
上映時間 117分
監督 月野木隆
出演 内山理名/水川あさみ

お勧め度 ★4つ

何かのDVDの中に予告編でこの映画が流れていたんだ、それ見て野沢尚さんの作品だし見てみたいと思ったのがきっかけ。だけどこの映画人気があるのか、はたまた1本しかないからなのか、ずーっとレンタル中でなかなか借りれなかった。それがやっと借りれたのよ。

なんといいますか、面白そうな題材なのにあっさりと終わってしまったという印象。とはいってもラストはみごとだよなぁとは思った。さすが野沢作品だと。惜しい人を亡くしたねぇ。

んで水川あさみさん、私こういう女の子好きだよ。何がと言われるとこまるけれど、私が男だったらこの子に恋しちゃうと思う。顔も好きだし、この子からかもし出される雰囲気がとても好き。がんばってね。←映画の感想というのからかけ離れてる?(笑)

私はこの映画を見てから、原作を読んでみたいと思った。殺人事件の加害者と被害者の娘という設定なわけだけど、殺人を犯した父は許されないわけだけど、その犯行にいたるまでの心情は同情の余地はある。だって殺された人間は最低のやつなんだもん。

が殺人はあくまでも殺人で、どんなにひどいやつでも命を奪ってはいけないし、ましてやその家族の命まで奪う権利は誰にもない。←正論。
被害者としては、どんな父親であろうと小学生の頃に、一家全員殺戮されて自分ひとりだけ残ってしまったという罪悪感があるのよね。自分だけ修学旅行に行っていたから、助かってしまった。生きていいのですか?といつも自問自答しながら生きてきた。

一方の加害者の娘は、父のやったことは許されることではないとわかっているし、父の罪は自分の罪と思って受け入れて生きてきた。そんな二人が出会うのだよ。

最初は被害者の娘のカコが加害者の娘のミホに対する復讐のために近づいたという感じで話は進むのだけど、二人の心模様と、犯人の都築則夫の心情とが絡み合い、実に複雑な心境で流れていく。

ネタバレ→(このままで終われば単なるサスペンスドラマなんだけど、ラストがみごと。結局カコからミホに近づいたから、カコは加害者の娘がミホであると言うことは知っている。でもミホは最後までカコが被害者の娘であるとは気が付かなかったと思っていたのは大きな間違い。実はミホは知っていたんだよね。その上で、お互い未来に向かってサヨナラってことで、携帯のボタンでお互いの番号をそれぞれ削除。)

うーんとね、これは小説として読んだらかなり骨太な話だと思うのだ。だけど映画にしちゃうとあっさりしすぎて物足りない。だから本を読んでみようという結論に達した。

【Story】
秋葉奏子は、小学校の修学旅行に行っている間に両親と幼い弟2人を都築則夫に惨殺される。8年後都築則夫に死刑判決が言い渡される。奏子は都築の娘である美歩に会いたいと、この事件を書いてきたルポライターの椎名から美歩の住所を聞き出すのであった。
Date : Friday 2nd June 2006 06:33
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12人のパパ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

12人のパパ〈特別編〉
原題 CHEAPER BY THE DOZEN
2003年 アメリカ公開
上映時間 99分
監督 ショーン・レヴィ
出演 スティーブ・マーティン/ボニー・ハント

お勧め度 ★4つ

いやはや結構楽しかったよ。話の筋はお決まりなんだけど、ここまで子供がいるとさぞかしたいへんだろうなぁと同情してしまう。アメリカだからベビーシッター雇えばいいのにって思うんだけど、なんせ12人も子供がいるとなるとシッターの来てがないという。確かにそーだよと見ていてうなづいてしまった。

この夫婦は最初8人子供を作ることで同意していたのだけど、そのあとはハプニングで生まれてしまったというところがおかしい。ママはこの子供らの子育てで、仕事は細々と続けてはきたけれど、昔のような新聞社でバリバリに働くということではなく、自宅で本を執筆するっていうもの。それがあるときこの本が大々的に売りだそうという話が舞い込み、ニューヨークに宣伝のために行かなくてはならなくなる。

そこで留守を守るのがパパなんだけど、あれだけ子供がいるとどこかでとんでもないことをしでかしてくれるのさ。家を掃除してもすぐに散らかるし、やんちゃな盛りだから言っても聞かない。そんなどたばたが続き、さらに子供と親の気持ちの葛藤や、仕事か子供か何が一番大事かということが描かれている。

兄弟っているとたいへんだろうけど、皆ひとつにまとまる部分なんかは、やっぱり血のつながりってすごいなぁと思う。ありがちな話で目新しさはないけれど、悪くない一本だよ。家族の幸せを堪能したいならお勧めの一本かな。

【Story】
大学フットボールチームの監督であるトムは、12人の子供がいた。ある日のことトムは、シカゴの大学であるフットボールチームのコーチを以来される。そこで家族ごとシカゴへ引っ越すことになった。だがその直後、妻のケイトの書く本の出版が決まり、ニューヨークへ出張に出かけなくてはならなくなる。そこでトムは1人で家のことをしなくてはならなくなった。
Date : Thursday 1st June 2006 18:50
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俺たちニュースキャスター

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

俺たちニュースキャスター
原題 ANCHORMAN: THE LEGEND OF RON BURGUNDY
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 94分
監督 アダム・マッケイ
出演 ウィル・フェレル/クリステイーナ・アップルゲイト

お勧め度 ★1つ半

最近はアメリカンジョークにも慣れてきたのだけど、まだまだ修行が足りないらしく、これは駄目だった。私的にはおもしろくない。ベン・スティラーまで登場しちゃってるんだけど、どうもウィル・フェレルが苦手なもんだから、この笑いに乗り切れないのかも。

70年代のテレビ局は、男がキャスターでメイン、女がニュースを読むなんてありえない時代の頃の話。男社会のテレビ局にベロニカという女性が進出してきて、男たちの嫉妬や意地悪にもめげず、ベロニカはどんどんと世に出て行くんだけど、それをコメディで仕上げた映画。

この映画は、この笑いのツボがぴったり合う人には最高の映画だと思うのだけど、私のような人間には駄目なんだよねぇ。なんていうのか全部ギャグなんだよ、それもこれでもかってくらいのてんこ盛りジョーク。このジョークが笑えなかった私は辛い。白々としてしまったので、苦しかった。

さらに70年代ということで、男たちはあのスーツにあの髪型なのかもしれないが、私はあのスタイルが苦手。もみ上げとか七三わけしたヘアスタイル。ぶっといネクタイといい、懐かしいというより生理的に駄目。さらにウィル・フェレルの胸毛にぶよぶよの腹で、ダメージが倍増だったんだ。勘弁してほしい。あまりにヘビーすぎて、カウンターパンチでノックアウトよ。

おばか映画にもいろいろあるんだなぁって思った一本。最高の一本か最低の一本かは、あなたの感性次第。

【Story】
地元サンディエゴのテレビ局、チャンネル4の人気キャスターであるロンと仲間たちは、やりたい放題の毎日を送っていた。ある日美人であるヴェロニカが入社したことから騒動が。
Date : Wednesday 31st May 2006 08:13
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HYDE ハイド

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

HYDE ハイド
原題 Jekyll + Hyde
2005年 アメリカ劇場未公開
上映時間 97分
監督 ニック・スティルウェル
出演 ブライアン・フィッシャー/ブリー・ターナー


お勧め度 ★1つ

のっけからネタバレ満載で書いてますのでご了承くださいね。読みたくない方はここから先は読まないように。

ネタバレ→一言で言うと、麻薬中毒のなれの果て。最近のサスペンスって、予告とかは楽しそうで、いかにもゾクゾクするようなサスペンスかと思いきや、期待を裏切られることが多く、なんかサスペンス系の映画見るの止めようかと思っちゃったよ。

これって何もひねりがない、だから何なの?単なる薬中じゃんって思うのは私だけ?だいたい医学生のくせに、結果は薬中になるのがわからないアホの話なので、見ていてイライラしたよ。普段は小心者でちょっとパッとしない自分を、別人格に変えたいと不法ドラッグに手を出したのが最後、人格が変わるというか、完全な麻薬中毒でいかれてしまっただけじゃん。

ジキルとハイドの話がベースでどーのっていかにも楽しそうに見えたのに、なんだよこれーと、金返せと思ったくらい私はつまらなかった。これなら二重人格ネタの方がましだったと思うのだよなぁ。

だいたい彼は何がしたかったのかさっぱりわかんない、自分を愛してくれる彼女だっていて、友達だっている。なのに別人格になりたいという強い動機が見えないので、単なる転落した薬中としか思えないのが、この映画の最大の失敗だと思う。

さらに最後はそんな自分をもはやコントロールできず、自ら自殺。おいおいかんべんしてくれよ。
)

ということで、予告とかDVDのパッケージを見て見たい人はどうぞ。

【Story】
医学生のジェイは、研究テーマから、自らの人格を変えるためのドラッグ開発をしていた。しかし度重なる服用により彼は次第に自分をコントロールできなくなっていく。気が付くと目の前に横たわる死体がある。
Date : Tuesday 30th May 2006 11:34
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プリティ・プリンセス 2 ロイヤル・ウェディング

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

プリティ・プリンセス 2 ロイヤル・ウェディング 特別版
原題 THE PRINCESS DIARIES 2: ROYAL ENGAGEMENT
2004年 フランス・アメリカ公開
上映時間 113分
監督 ゲーリー・マーシャル
出演 アン・ハサウェイ/ジュリー・アンドリュース

お勧め度 ★3つ半

前作がさえない高校生が、実はヨーロッパの国のプリンセスだったというシンデレラストーリーだった。女の子の心をくすぐるには十分な設定で、おばさんの私も意外にも楽しめたのだけど、これはすでにプリンセスになってからの話なので、前作よりかは思い入れは少ないかも。

悪くはないし恋の話もちりばめられて、さすがディズニーうまくまとめていると思う。私は嫌いではないが、まあ男性はこういうのって見ないよね。彼女と一緒なら見るかもしれないけど。

女王が退官してプリンセス・ミアが次の代になるためには結婚していなくてはならないという法律があって、そのために結婚相手を探すというものなんだよね。選んだ相手は申し分ない男なんだけど、お互いに相手に対して恋はしていない。そんなときに喧嘩ばかりする気になるやつが…。

って言うのは別にロイヤルウェディングの話でなくても、日常茶飯事に繰り広げられるラブストーリー。とくるとネタは先読みできるのだけど、ここはディズニーだから、それでいいのだ許せるのだ。

同じシンデレラストーリーなら、断然『プリティ・ウーマン』だけどね。私の場合は。でもこれもラブストーリーの王道なので、文句はないよ。嫌な気持ちになることもないし、ハッピーエンドはお約束だしね。

【Story】
ミアがヨーロッパのジェノヴィア国のプリンセスで、大学卒業後ジェノヴィアへやってくると、彼女が王位を継承するためには結婚しなければならないと言うものだった。さっそく婿選びは急ピッチで進められていくのだったが。
Date : Monday 29th May 2006 00:12
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プリティ・プリンセス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

プリティ・プリンセス 特別版
原題 THE PRINCESS DIARIES
2001年 アメリカ公開
上映時間 115分
監督 ゲーリー・マーシャル
出演 アン・ハサウェイ/ジュリー・アンドリュース

お勧め度 ★4つ

この映画って『プリティ・ウーマン』『プリティ・ブライド』のプリティシリーズの三本目らしいよ。内気でさえない高校生のミアが、なんとヨーロッパの国のプリンセスだったという話。
父親が皇太子で、ミアが生まれて、母はプリンセスになんかなれないと、父は皇太子の地位を捨てることもできず別れたために、高校生になるまで知らずに育ったというわけあり。

そんなことは現実にはありえないけれど、ぶっとい眉で髪はちりちり、丸いめがねをかけて、どこから見てもダサい女の子だったミアが、プリンセスとして美人に生まれ変わるシンデレラストーリーよ。

人間って眉毛で顔が180度変わるもんだとびっくりするくらいの変貌だよ。みんな眉毛だよ眉。(笑)

たださいくら高校生まで普通の子として育ったからといって、プリンセスとわかってからSPもたいしてつけずに行動するのは現実としてはありえないけどね。こういう映画には絶対に出てくる、意地悪な同級生の女と、単にプリンセスという地位を利用して自分を目立たせるために近づく男。これらがそろって出てくるあたり、ありきたりな話ではあるんだけどね。

それとミアが住んでいる家が私は気になった。部屋から下の階に降りるときに、消防署の火事の指令の時に棒をすべり降りて来るでしょう?あんなのが家にあるんだよ。階段はないのか?あんな家に住んでみたい。

まあわかりやすい話だし、きれいにまとめているディズニー映画なので、そのあたりを理解して見れば、十分に楽しめるかと。

【Story】
内気でさえない高校生のミアは、ある日ジェノヴィア国のプリンセスで唯一の王位継承者だと告げられる。ミアはすっかりパニック状態。3週間後の舞踏会までプリンセスとしての教育を受け、その場で王位継承をするかどうか決めることになった。そのためミアは大変身を遂げることになる。
Date : Saturday 27th May 2006 09:12
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ジョンソン一家のババババケーション

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ジョンソン一家のババババケーション
原題 JOHNSON FAMILY VACATION
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 97分
監督 クリストファー・アースキン
出演 セドリック・ジ・エンターテイナー/ヴァネッサ・ウィリアムス

お勧め度 ★2つ半

バカ笑いするほどのコメディでもないが、頭にくるほどつまらなくはない。家族愛がテーマでそれをコメディで味付けしているんだろうが、ちょっと日本人にとっては今ひとつな笑いのようだ。全米ではかなり人気だったとか???

はちゃめちゃな家族が、パパの実家に向かう途中の珍道中といった話。その道中でのドジぶりとか事件とかを通して、最初はバラバラでお互い家族より自分と思っていたのが、最後は家族ひとつになるというベタなドラマ。

以上。

っていう位単純なものなんだよね。これ以上でもこれ以下でもない。別に感動の家族愛ドラマでもないので、涙がでて感動というものじゃないよ。ファミリードラマに毛の生えたもの。

音楽は効果的に使われていて、パパはソウルが好きで、息子はラッパー。そんな世代のギャップがうまい具合にマッチしていて、テンポよく進んでいくし、一人一人のキャラは個性的で楽しそうなのに、皆でまとまると大味になってしまって残念かな。

まっでも、退屈しのぎに見るには疲れないとは思う。

【Story】
カリフォルニアに住むジョンソン一家は、パパの実家のあるミズーリ州に車で出かけることになる。その道中怪しいヒッチハイカーや、暴走するダンプなどのトラブルに見舞われる。果たして無事に実家にたどりつくのであろうか?
Date : Friday 26th May 2006 14:29
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Jの悲劇

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

Jの悲劇
原題 Enduring Love
2005年 イギリス公開
上映時間 101分
監督 ロジャー・ミッチェル
出演 ダニエル・クレイグ/サマンサ・モートン

お勧め度 ★2つ半

これは主人公に感情移入して、イライラする映画だ。というのも一言で言えばストーカーの話だよ。ストーカーって、勝手な思い込みで自分の都合のいいように解釈し、相手の気持ちなんて関係なしで、自分の思いを押し付けてくるじゃない。まさにそれ。そんな人にいくら言っても、聞く耳もってもらえないし、神経逆なでされるばかりなり。

そういう意味でこの映画は大成功なんだろうな。だってジョーの気持ちが痛いほどわかるから。狂ったストーカーのジェッドが、家の前にじっと立っていたり、何を勘違いしているのかいくらもうこないでくれと言っても、ジェッドは耳に入らず付きまとう。イライラするよねぇ、何でこいつは来ないでくれという意味が理解できないのか?気味悪いし言ってもわかってもらえないし、さらに最悪なのはそんなことでだんだんと追い詰められる自分のことを、恋人までが自分がおかしくなっていると思ってしまっているということ。

私もこの映画見ていたら、ジョーの気分になってしまったので、ジェッドがウザったくて、なんだか気分が悪くなったよ。なのでこの映画は見るときの精神状態においては、メンタル面に支障をきたしそうだよ。気持ちよく楽しい映画ではないので、誰彼お勧めはできない。私はこういった映画好きではないな。

それとこれはエンドロールは最後まで見ようね。怖いよー最後の最後まで。人間って怖い。

【Story】
恋人クレアとピクニックを楽しんでいたジョー。そこへ気球が落下してくる。ジョーや近くにいた4人の男たちが気球を抑えようとロープにしがみつく。そのとき突風が吹き、気球が再び浮上してしまう。ジョーらはすぐ手を放し難を逃れるが、ただひとりロープにつかまったまま空高く運ばれた男が、墜落死してしまう。自分が手を離さなければ、もしかしたら墜落死しなかったのではと罪の意識にさいなまれるのだが、それと同時に現場で出会ったジェッドという男が、なぜか執拗につきまとうようになるのだった。
Date : Thursday 25th May 2006 13:22
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    好き嫌い書き放題で、ネタバレありです。未見の方はお気をつけ下さい。
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