四月の雪

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 韓国映画

四月の雪 (通常版)原題 APRIL SNOW
2005年 韓国公開
上映時間 107分
監督 ホ・ジノ
出演 ペ・ヨンジュン/ソン・イェジン 

お勧め度 ★3つ

韓国の葬式にびっくりした。女は白のチマチョゴリを着ていた。お線香をあげて、お祈りするのに、土下座のようなお祈りもしていた。どうも韓国では土下座が最高の礼儀らしい。ところ変わればなんとやらだ。

でこの映画、ダブル不倫の話。といっても全体を通して暗い。不倫もお遊び感覚ではなく、お互いの配偶者が不倫していたという事実を突きつけられるところからスタート。それも事故という不運な出来事で、なんでこの人らが一緒にいるの?みたいな始まり。

青天の霹靂とはこういうのを言うのだろう。お互いにショックは隠せない。なんたって不倫の事実のビデオまで出てきてしまうのだから。とはいうものの、傷をなめあうように、お互い不倫に陥るのは、なんだかなぁなので、いまいち二人の心情には心動かされなかった。なんていうのかな、好きで好きでたまらない、いけないとわかっていながらも惹かれあってしまう、なーんて感じがないので、いまいちのめり込めない。

まぁヨン様は、泣きのシーンで鼻たらしての熱演。そして鍛えたいい体。そのあたりは見て損はない。だけどこの映画の翻訳がへたくそすぎ。せりふがどこかの教科書のような棒読み調というのか、日本語のテキストかよって思ってしまったくらい、へたくそなんだ。だから余計に感情移入できなかった。これなら吹き替えで見たほうがよかったのかもと思った。

ヨン様ファンのための、ヨン様の映画であろう。

【Story】
インスは妻スジンの交通事故の知らせを聞き、病院へ駆けつける。その病院の廊下には、夫が交通事故に遭ったという女性ソヨンがいた。やがて彼らは、互いの配偶者が不倫関係にあり、同じ車に乗っていたという事実を突きつけられるのだった。
Date : Wednesday 12th July 2006 21:51
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カレンダー・ガールズ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

カレンダー・ガールズ 特別版原題 CALENDAR GIRLS
2003年 カナダ・イギリス・アメリカ公開
上映時間 108分
監督 ナイジェル・コール
出演 ヘレン・ミレン/ジュリー・ウォルターズ

お勧め度 ★4つ半

これは実話だそうだ。イギリスの田舎町のおばさんたちが、ヌード写真を撮って、それをカレンダーにするというもの。

確かに婦人会の会合で、カリフラワーだかブロッコリーの話を聞くということより、もっともっと楽しくてわくわくする事ってたくさんあるよね。でも閉鎖的な世界では、保守的にならざるを得ないし、そんな中ヌード???ってなことで、大反対にあったりする。

私は最初、おとなしい無難な教会や風景の写真のカレンダーを作るより、ぶっとんだおばちゃんヌードの写真の方が楽しそうだっていう動機ではじめたのかと思っていたんだ。だけど仲間のご主人が白血病で亡くなって、その旦那がいた病院に居心地のいいソファを寄付っていう理由で、資金の調達の目的のためにと考えたもんなんだよね。なくなったジョンのための追悼のカレンダーでもあるわけ。決して好奇心満々っていう理由ではないんだ。

だからジョンの好きだったひまわりがカレンダーに盛り込まれているの。ヌードのおばちゃんたちはモノクロなんだけど、その中にカラーのひまわりをポイントに入っているんだよね。それがまたカレンダーのすばらしさを引き立てている。

なんかおばちゃんたちが、とっても素敵なんだ。みんなウィットに飛んだユーモア満載の人たちで、かわいらしいの。カレンダー撮影のために、撮影の前からブラジャーのあとがつかないように、ノーブラになったり、見ていてほほえましくなった。

また彼女たちの旦那もいい味出しているんだ。妻がヌードを撮るなんてとびっくりなんだけど、撮影の間は手持ち無沙汰にみんなでパブに集まったり。街の人やみんなが生き生きと描かれていて、心が温かくなる映画だった。

またそれだけでなく、このカレンダーが一躍有名になって、ハリウッドにまで呼ばれ、有名になるということでちやほやされ、自分を見失いかけたり、息子との葛藤や夫婦の関係、いろんな問題を抱えてはいても、それでもたくましく生きていくさままで描かれている。

このカレンダーのお金は、白血病基金に寄付されたんだってよ。
元気になりたいときにどうぞ。

【Story】
イギリスの田舎町のネイプリーで、主婦であるアニーの夫が亡くなった。アニーを励ますために、毎年恒例のカレンダー制作に、自分たちがモデルになったヌードカレンダーを作ろうと提案する。そしてその売り上げはジョンが最期を迎えた病院に寄付すると目的があった。最初は抵抗があったものの、次第にカレンダー制作に対して協力するものが増えてきた。
Date : Tuesday 11th July 2006 07:55
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サスペリア2

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

サスペリア2 完全版原題 PROFONDO ROSSO
1975年 イタリア公開
上映時間 106分
監督 ダリオ・アルジェント
出演 デビッド・ヘミングス/ダリア・ニコロディ

お勧め度 ★4つ半

昔この映画が異様に怖かった思いがあって、ただ話のすじは忘れてしまっていたんだ。ラストのオチが私には怖くてねぇ。それでもう一度どんな話か思い出してみようと、借りてきた。

この作品はパート2ということだけど、作られたのは『サスペリア』より前の作品で、ホラーというよりサスペンスなんだ。ダリオとゴブリンのコンビは『サスペリア』でも一緒で、音楽がこの映画の怖さを引き立てている。

あらためて見直してみると、当時に感じた恐怖はないんだけど、なんていうのかじわじわする怖さというのはやっぱりある。昔の映画なのでCG加工とかはないわけで、それでも心理的にあとひく怖さがある。全体に薄気味悪さが漂っているんだよね。からくり人形とかってすごく怖くない?ああいうのがケタケタ笑いながら出てきたり、童謡が流れてくると、よりいっそう不気味な感じが増幅されるというのだろうか。『サスペリア』もそうだけど、またダリオの映像美の美しさもあいまって、単なるグロいホラーというのとまた違うのよ。

ラストの真相の場面で、背筋がぞぞーってくる怖さがありあり。よくできたサスペンスだと思う。ただ動機が弱いんだよね、なんで殺しちゃうのかがいまいちなんだけど、まあそのあたりを補って余りある映画ではある。

ネタバレ→(超能力者のヘルガが殺されるのを外から目撃してしまった、ピアニストのマーク。あわててその現場に飛び込んでいくと、ヘルガの部屋にはいくつもの絵が飾ってあった。犯人は逃げたあとだったが、あとでその部屋をもう一度見てみると、来たときにかかっていた絵がないと気がつく。そのあとラストまで、犯人は誰だっていうことを追跡していくんだけど、最後にその絵の謎が解明される。つまり最初に見ていた絵の一枚は、絵ではなく鏡に映っていた犯人の顔だったということ。私はここで背筋がぞぞーっときて、しばらくの間夜に鏡を見ることができなくなったんだ。今でも夜の暗い中で鏡は見れないけれどね。)

だけどこういう怖い映画って、なんで夜も夜中に、あんな不気味な屋敷に一人で行ったり、人を夜に訪ねたりするんだろうって思ったよ。昼間に行動しろよってつっこんでしまったけどね。だってわざわざ怖いところに飛び込んでいくようなもんなんだもん。

【Story】
ローマで超心理学の講演が開催された。超能力者であるヘルガはスピーチの最中、邪悪なものの気配を感じる。そして講演終了後に自宅で何者かに惨殺されてしまう。その時ヘルガと同じマンションに住むピアニストのマークは、マンションの前にある広場から、ヘルガが殺されるシーンを目撃してしまう。あわてて現場に駆けつけるが、犯人は逃走したあとだった。
Date : Sunday 9th July 2006 00:45
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24 ESCAPE

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

24 ESCAPE
原題 BET YOUR LIFE
2004年 アメリカ テレビメディア
上映時間 86分
監督 ルイス・モーノウ
出演 ビリー・ゼイン/ショーン・キャリガン

お勧め度 ★3つ半

これって映画というより、アメリカでのテレビメディアでの放映みたい。それをDVDにしたというものなのか?テレビとしたら結構小粒だけどよくまとまっていると思う。

ギャンブルに嵌って借金を作った男が、命をかけたギャンブルに挑戦するというもの。つまり金をやるやら、これから24時間生き残れって言うこと。もちろん相手は殺そうとするわけだ。たった24時間くらいと思うことなかれ、これまたすごい追跡で、逃げても逃げても狙われる。

まあ金のためとはいえ、そんなゲーム承諾するほうがおかしいのだけど、いかに逃げるか。派手なカーアクションあり、ドンパチありで、86分という短い時間というのもあって、だれることなくあっという間にラストになる。なので派手なアクションドラマとしては楽しめた。

ネタバレ→(なんでこんなゲームをジョセフが持ちかけたのかというと、ジョセフはカジノのオーナーなんだけど、これも賭けということだ。つまり24時間生き延びれるか、それとも助かって巨額の現金を手に入れることができるか、どっちに賭ける?っていう博打ゲーム。でっかい画面で、ソニーが逃げ惑う姿が映し出され、客たちはハラハラドキドキしながら、このサバイバルゲームを見ているというわけ。命を賭けたゲームを楽しむ金持ち。

結局ソニーはなんとか生き延びて、ラストはお金も手に入れることができるんだけど、ジョセフは最後にまた誘惑する。今の金を倍にする方法があるって。ソニーのギャンブルに嵌る性格を利用して誘惑するんだけど、そこでその話にのったら、単なる大バカものだけど、ソニーは俺はもうギャンブルはやらないって言って終わる。そりゃあそうだよね、運良く助かったけどもう二度とこんなバカな真似はしたくないだろう。
)

これ見て思ったよ、人間賭け事に嵌っては駄目だということ。私は結構凝り性だから、絶対にギャンブルには手を出さない。でも変なところでケチだからできないだろうな。

なんたって初めてやったパチンコで、1万円負けて、それ以来二度とパチンコはしないって思ったもん。ものすごくもったいなかったあの1万円と、今でも根に持っている。話が反れた。(笑)

【Story】
24時間生き残れば、報酬は240万ドルの現金をあげると、ラスベガスの会員制高級カジノクラブで、ジョセフという男から持ちかけられたソニー。ソニーはカジノで莫大な借金を抱えており、借金取りからは命を狙われたりしている。そのためこの命をかけたギャンブルに挑戦することになる。
Date : Saturday 8th July 2006 00:05
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ラブ・レター/誰かが私に恋してる?

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

ラブ・レター
原題 THE LOVE LETTER
1999年 アメリカ劇場未公開
上映時間 88分
監督 ピーター・チャン
出演 ケイト・キャプショー/トム・セレック

お勧め度 ★3つ

中年の女性のラブロマンス。離婚したヘレンが、昔の同級生と若い男との間でゆらゆらする映画といったらいいのだろうか。なので若さゆえの情熱的にはじける恋の話ではない。

本屋の主人であるヘレンは、あるときソファの間に一通のラブレターがあるのに気が付く。差出人は誰だかわからないのだが、ちょっとした勘違いからアルバイトのジョニーが自分に書いたものと思い込む。

恋は勘違いから始まるもんだけど、この差出人そして誰に向けたラブレターがわからない一通の手紙が、いろんな人が勘違いして、みんな自分に向けたものだと思ったりするんだよね。なんというか幸せだなぁ。(笑)

だけど中年のヘレンだけど、そんなに魅力的には見えないのだよね。の割にはもてる。昔の同級生はわかるよ、それぞれに結婚はしたけれど、昔から実は好きだったとかってあるじゃない、でも20才くらいの大学生と恋人関係になるっていうのは、ちょっと驚きよ。年の離れた恋愛もありといえばありだけど、そんなに夢中になるようなエピソードってそんなにないんだよね。たった一通のあのラブレターだけで燃え上がるものなのか?

ネタバレ→(ラストにこのラブレターは誰が誰に当てたものなのかわかるんだ。これまたびっくりよ。だってヘレンのお母さんの恋する相手が、ヘレンの母に宛てたもの。それも女だった。つまりヘレンの母はレズビアンだったというわけ。それを今更ながらにヘレンに告白。別にレズでもいいけど、そうでなくてもかまわない。なんでこういう設定なのか、必然性があまり感じられなかった)

悪くはないよ。田舎街ののほほんとした雰囲気のなか、穏やかな恋が流れているといった雰囲気でね。甘ーいラブロマンスではないけれど、こんな恋もあるのかなぁと実感はできるかな。

【Story】
本屋を営むバツ1のヘレンは、宛名も差出人も無い一通のラブレターをソファの間から発見する。やがてアルバイトのジョニーが、その手紙を書いたと勘違するようになる。
Date : Thursday 6th July 2006 21:06
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エディソン・チャンの留学青春日記

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 青春・伝記

留学青春日記
原題 時差7小時
2004年 中国劇場未公開
上映時間 97分
監督 キーファー・リュウ
出演 エディソン・チャン/キャリー・ウッドワース

お勧め度 ★2つ

エディソン・チャンが男前だから、こりゃあどんな映画かと思って借りてみたんだ。でも邦題がむちゃくちゃ引いちゃうけど。

だが邦題の通りの話。さらにつまんない。エディソン・チャンはかっこいいよ。だけどそれだけ。相手役の女の子は不細工だし、不細工でも魅力的な人はたくさんいるけれど、悪いけど彼女はそのへんの女の子よりおばさんじみている。

まあアジア圏の人間が、イギリスに留学したらあんな感じなのかなって言うのはわかるんだけど、金髪女にいじめられたり、英語の発音をからかわれたり。その中でちょっと淡い恋もありなんていう定番の話が進むけどね。なんせ話がおもしろくないんだよね。

まっ、エディソン・チャンを見るためにこの映画を鑑賞するのはありかと思う。なので彼の男前度にポイントがついているといってもいい。

【Story】
ロンドンにある全寮制の高校に通うDJ。ある日中国からのジェンという留学生がやってくる。最初は気に止めなかったが、次第に彼女に惹かれていくようになる。
Date : Wednesday 5th July 2006 07:53
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秘密のかけら

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

秘密のかけら
原題 WHERE THE TRUTH LIES
2005年 カナダ・イギリス・アメリカ公開
上映時間 108分
監督 アトム・エゴヤン
出演 ケヴィン・ベーコン/コリン・ファース

お勧め度 ★3つ

謎解き話としては楽しいんだけど、ラストがあっけなくて、えっ???それだけ?って感じがしたのは私だけ?当時のショービジネスの世界を知っていると、もっと楽しめたのかなぁ。

ラニーとヴィンスというコンビが、ある事件が起きて突然コンビを解消してしまうのだけど、その事件というのが彼らの泊まるホテルの部屋で、大学生のモーリーンが殺されているのが発見されるというものなんだ。犯人は二人なのかはたまた別人なのか?だけど事件は迷宮入り。

それから15年の時が経って、ジャーナリストのカレンが、本当の真相はなんだったのか?誰が殺したのか?というのを取材し始め、真相はいかにという謎解きが話のポイントだ。

それで話はこの事件が起こるまでの経過が流れるんだけど、カレンがなぜこの事件に興味を持ったのか?単なる好奇心だけなのか、それとも別の動機もあるのか?なんていうことと絡めながら、過去と現在を行ったりきたり。

それにちょっとエロティックな雰囲気がかもし出されていて、退廃的な雰囲気が漂っているんだけど、引っ張って引っ張って、最後のおちが私にしたら物足りない。

ネタバレ→(結局二人は、華やかなショービジネスの世界において、女とも自由に遊んできたわけだ。その中の一人がモーリーンで、ただモーリーンとの関係において、ヴィンスがバイセクシャルであるという秘密がわかってしまう。当時(1950年代)のショービジネスの世界では、それはものすごいスキャンダルねたで、モーリーンはこの秘密をねたに二人をゆするような発言をする。モーリーンも今のカレンと一緒で、こういう暴露ねたに、自分の名前を売り出したいという野望があったんだよね。だから二人の誘いにものってきたし。

とここまで書くと結局二人がゆすりをねたに殺したと思うだろうが、違うのだ。二人の側近というかマネージャーのような存在が殺したのよ。だけど二人ともかなり酔っていたので、ラリーはヴィンスが殺したと思っているし、ヴィンスは覚えてないが、自分が殺してしまったのかもと思っているという悲劇。二人は最高のコンビでもあるのだが、お互いに思いやりからなのか、真実を確かめようとしないで離れていった、そのあたりの悲しさもある。
)

私の感覚でいえば、それだけ?っていう感じが残るのだ。確かに魅惑的ななぞっていう雰囲気はあるし、それだけでない話の展開も別に用意されているのだけど、なんていうのかいろんなことが盛りだくさんのわりに、あっけなさすぎた気がしてならない。

決してつまらなくはないのだけど、謎解きを楽しむのか、カレンの心理描写を楽しむのか、どっちにしようと考えているうちに話が終わってしまったので、のめりこむことができなかったというのかな。

だけど二人の怪しい雰囲気や、不思議のアリスちっくな演出に、なんとなく戸惑う部分と、エロティックな面が前面に出てくるので、雰囲気は最高なんだ。それに主演の二人はものすごくいい。だからこそもったいない感じがしてしまうのだ。でも最近のサスペンス系の雰囲気とは違ったものをかもし出しているので、その点は面白いと思う。

【Story】
1972年、若手のジャーナリストであるカレンは、暴露本を出して名を売ろうと、カレンの少女時代に人気絶頂の中解散したラニーとヴィンスの事件に着目する。15年前に二人の間に、解散のきかっけとなった女性の変死事件があった。その謎を解き明かすため、ラニーとヴィンスに近づくことになる。
Date : Tuesday 4th July 2006 11:08
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ピクチャー・パーフェクト /彼女が彼に決めた理由

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ピクチャー・パーフェクト ~彼女が彼に決めた理由~
原題 PICTURE PERFECT
1997年 アメリカ劇場未公開
上映時間 102分
監督 グレン・ゴードン・キャロン
出演 ジェニファー・アニストン/ケビン・ベーコン

お勧め度 ★3つ

ジェニファー・アニストンの出るラブコメディ、ということで彼女が好きな人には楽しいだろうね。スタイルいいし、かわいいしね。ブラピの元妻だぜ。←映画とは関係ないけど。

話の内容としては、日本もそうだけどある程度の地位というものになってくると独身というのはポイントが低くなる。つまり所帯を持ってこそ社会的地位が約束されるというか。この映画の中でもケイトは仕事をバリバリとこなし、客受けもいいのに重要なポストに付かせてもらえない。それは何故かというと社長から言われるんだ。

つまり結婚もしていない。他の重要ポストついている同僚は、結婚していてローンがあったりする。つまりおいそれと仕事を辞められない環境だというのだ。だけど独身のケイトは、そういうしがらみがないので、すぐに辞めようと思えば辞められる。もしかしたら客を全員持って、新会社に行ってしまうかもしれない。そういうリスクのあるやつに重要なポジションは与えられないというわけだ。

なんともせこい社長と思ってしまったが、そんなわけで仕事に生きがいを見出しているケイトは、ひょんなことから友達の結婚式で一緒に写真を撮ったニックを、自分の婚約者と嘘をついてしまうからたいへん。

といったところから始まるどたばたコメディ。映画の内容としては、軽いコメディなので、気楽に見れるんだけど、私が気になったポイントは、ジェニファーっていっつもノーブラだなぁということ。さらにフレアースカートをはいてる姿なんて、お尻のラインがくっきり。あれってわざとなのかな?客サービスか?(笑)

てなところが気になってしまった映画であった。

【Story】
ケイトは広告代理店に勤めるOL。だが独身だからという会社側の理不尽な理由により昇進の夢がかなわない。それをみかねた同僚が、ケイトは婚約中であると社長にウソを言ってしまう。
Date : Saturday 1st July 2006 08:29
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愛についてのキンゼイ・レポート

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

愛についてのキンゼイ・レポート
原題 KINSEY
2004年 アメリカ公開
上映時間 118分
監督 ビル・コンドン
出演 リーアム・ニーソン/ローラ・リニー

お勧め度 ★4つ

これは今よりももっと性に関することがタブーで、人に秘密にしていた時代の出来事の実話というか、伝記なのかな。

今ではメディアで性の話題など、結構オープンになってはいるけれど、お茶の間の話としてベラベラあっけらかんと話すというのは、そう多くないと思う。やっぱりそれなりに羞恥心とかはあるし、性のことというと秘め事というイメージがあるからだと思うのだけど、1950年くらいの時代では、今よりもっと秘密にしていた時代だよね。だから人様と自分を比べる情報が皆無で、間違った知識に縛られていたりした。

そんな中、生物学者のキンゼイ博士は、多数の人にインタビューしてそれを研究としてまとめ、それにより人知れず悩んでいた性に関することで、かなり救われた人がいるという。今ではそんなにびっくりすることではないが、当時のアメリカはとても保守的だったし、キンゼイ博士のレポートは、そんな中においてかなりセンセーショナルだったと思われる。

キンゼイ博士の研究はそれはそれで立派だと思うのだけど、こういう進歩的な研究は父への反発が根底にあるようだ。父と息子との関係というのか、厳格な父への反発が原動力になっている部分が大きい。そんなことも描かれていた。

ただ映画の中ではいまいち理解できない部分もあり。ストレートのはずのキンゼイ博士は助手とホモセクシャルな関係になってしまったり、彼の妻も別の男との関係を楽しんだり、研究に没頭しすぎて、自分自らも研究の対象にしたり。なんか博士やりたい放題じゃねぇーのか?とかつっこみを入れたくなったけどね。

でもキンゼイ博士の一生というだけでなく、愛は研究で推し量ることはできないと言いつつ、愛はとても大切なものっていうのをうたってもいるし、面白いといえば面白い映画ではあった。

【Story】
キンゼイ博士は、クララと結婚した際、性についての危機を専門家のアドバイスで乗り切った。そこで自分と同じように、性の悩みを持つ学生のために「結婚講座」というものを開講する。そして科学者の立場から性の実態を調査することが必要だと調査に乗り出すのだった。
Date : Friday 30th June 2006 19:42
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ドクター・ドリトル2

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ドクター・ドリトル2〈特別編〉
原題 DR. DOLITTLE 2 
2001年 アメリカ公開
上映時間 82分
監督 スティーブ・カー
出演 エディ・マーフィ/クリスティ・ウィルソン

お勧め度 ★4つ

前作のドリトル先生の第2弾。前作はトラで、今回は熊。さらに前作よりスケールがでかくなり、環境問題というか動物の住む環境と人間さまの欲望との駆け引きみたいな、結構大きな問題を扱っている。とはいってもあくまでコメディ調であり、なんたって熊が主役だから、別に堅苦しい話ではない。

動物たちの棲む森の破壊を食い止めたいという理由から、絶滅の危機にあるメスの熊とカップリングを試みようと、サーカスのオスの熊をつれて森に行くドリトル先生。

といったように、前作では動物の言葉がしゃべれるという能力をひた隠しにしていた先生だが、今回はすでに動物語がしゃべれるというのは周知の事実なので、話は早い。

そんなわけで森林保護のドリトル側と、森で木を切って商売するものとの駆け引きの話に動物が絡むといったことだ。でもサーカスの熊と野生の熊が、うまく夫婦になることって現実にはどうなんだろうか?

前作よりかは私はこっちの方が楽しめたかなぁ。動物の言葉がわかるという前提での話なので、安心してストーリーに入れるからね。

【Story】
ドリトル先生の元に森に住むビーバーからSOSが。森の木が人間によって伐採されることで、動物たちの住処がなくなってしまうというものだ。そこでドリトル先生は、絶滅の危機に瀕しているメスの熊に子供を作らせて、法的に森を保護しようと、サーカス育ちの熊とカップリングしようと考えた。
Date : Thursday 29th June 2006 21:58
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