プルーフ・オブ・マイ・ライフ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

プルーフ・オブ・マイ・ライフ原題 PROOF
2005年 公開
アメリカ制作
上映時間 103分
監督 ジョン・マッデン
出演 グウィネス・パルトロウ/アンソニー・ホプキンス

お勧め度 ★2つ半

はぁ、これはいったい何が言いたかったのだろうか?全部見終わって、で何?って言いたいくなってしまった。

数学者の父は精神を病んでおり、その子供であるクレアも周囲からは精神的に病んでいるように見られてしまう。確かにヒステリックな性格ではあるけれど、別にはたから見ていて精神を病んでいるようには見えないんだよね。なのに実の姉のクレアなんて、キャサリンがおかしいと決め付けているというか、クレアのおせっかいな性格は、キャサリンじゃなくてもイライラさせられる迷惑な人間なんだけど。

数学者の父が亡くなって、父の部屋から世界的な発見といえるような数学の証明を書いたノートが出てくるんだけど、それをキャサリンは自分で書いたと言うんだ。だけどキャサリンがおかしいと思っている姉やキャサリンを慕っていたハルまでもが、それはキャサリンの妄想で、本当は父が解いたものだと疑う。

果たしてキャサリンの妄想なのかそれとも真実なのか?
だから何なの?って言いたくなりません?

それに学生の頃、私は数学の証明って大嫌いだったんだよね。(笑)
だから証明に力をいれて何になると思ってしまうのだ。理数系の人の頭の中はよくわかんないや。でも父が狂った頭で解いた数式の証明は、なかなか文学的だった。だってなぜか証明に、2月は寒いとかっていう言葉が出てきたりするんだもん。何の関係があるっていうんだ?狂っているからしかたないんだけど。

それにしてもグウィネス・パルトロウを久々に見たんだけど、ふけたねぇ。外人ってふけるの早いねぇ。アンソニー・ホプキンスはかなりデブになってしまった。

【Story】
天才的な数学の才能を持つキャサリン。その父ロバートも天才数学者だった。ロバートは5年前から精神のバランスを崩してしまい、キャサリンはたった一人で看病を続けてきた。しかしロバートは亡くなってしまう。そこへロバートのかつての教え子であるハルが現われる。ハルはロバートの部屋から一冊のノートを見つけ出す。そこにはこれまで誰も成し得なかったある証明が記されていた。
Date : Thursday 12th October 2006 21:13
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リバウンド

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > スポーツもの

リバウンド原題 Rebound
2005年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 87分
監督 スティーヴ・カー
出演 マーティン・ローレンス/ブレッキン・メイヤー

お勧め度 ★3つ

マーティン・ローレンスというとビッグママの印象が強いのだけど、この映画はよくあるスポ根もの。話しは単純。大学のバスケットボールのコーチだったロイは、短気な性格で問題を起こして大学のコーチを解任されてしまうのだ。そこで復帰のために自分の母校の中学校のバスケ部のコーチを引き受ける事になる。これで優勝すれば、いいイメージがわいて大学のコーチに復活できるという計算があった。

それで弱小チームのバスケ部をコーチして、ついには最強のチームに作り上げるという、ホントひねりは全くない話しよ。それでもとくに腹立つわけでもなく、予定調和な終わり方は百も承知なので、私はそれなりに満足はした。というか最近はコメディにバカ笑いを期待してもしかたないし、この程度でも十分満足できる体質になってきたからかも。←どんな体質じゃ。

ただロイの性格がちょっと中途半端。短気ですぐに暴言はいたりしていたのが、なんとか優勝に導くためにそんな性格は押さえてという事なんだけど、それがかえって半端な印象をもたらしている。女好きで、選手のママにモーションかけるのもひかえめなので、このあたりもとってつけたような感じだしね。でも子供らにバスケを教えるときは、否定をするというより、子供たちのいいところを褒めて伸ばすという方法をとっている。そこんところはポイント高いかな。そのおかげで、子供たちは自分に自信をもち、成長していっている。

選手の子供たちは、一応個性的なのを取り揃えたという印象はあるが、あまりぱっとしない。強烈な個性というほどのものでもない。でも憎々しい子供ではないので、無難なキッズむけスポ根ものとしては、まずまずな作品かと思う。

【Story】
ロイは大学のバスケットボールのヘッドコーチであったが、短気な性格のため解雇されてしまう。ロイのエージェントは、大学のヘッドコーチに戻る方法として、ロイの通っていた中学校でのコーチを勧める。しかし中学校のバスケット部は弱小チームで試合に勝った事がなかった。
Date : Wednesday 11th October 2006 19:24
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トラウマ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

コリン・ファース トラウマ原題 TRAUMA
2004年 劇場未公開
イギリス制作
上映時間 93分
監督 マーク・エヴァンス
出演 コリン・ファース/ミーナ・スヴァーリ

お勧め度 ★2つ

すいません、私この映画の意味がさっぱりわかんなかったんだけど。コリン・ファースが暗い。無愛想。見ているこっちも落ち込む。自分が運転していた車が事故に遭い、自分も重傷を追うけれど、妻がそのせいで死んでしまう。それが心の傷となり、時々見える妻の幻影。どこまでが彼の妄想で、どこからが彼の現実なのか?彼もわかんないだろうが、見ているこっちもさっぱりわかんなかった。それにフラッシュバックの映像が邪魔をして、ますますわけわからくしているように思う。

また彼が飼っているのが蟻なんだよ。それも超本格的な蟻の巣があって、異様に気味が悪いよ。それが時々出てきて、体にまとわりついたりするの。虫が大嫌いな私だから、見ていると鳥肌たって気分が悪くなったよ。

そんな訳のわかない日常に、さらにもう一つ、妻の知り合いである歌手が殺されて、その犯人ではないかと疑われてしまうのだ。ストーカーまでしていたらしいのだけど、その歌手のストーカーをしていたのか、妻につきまとっていたのか、なんだかやっぱりわかんないんだよ。←結局もう一度見直したいと思わないので、謎のまま終えてしまった。

ネタバレ→(どうも思うに、彼は独身で、妻といってる女のストーカーだったと思われる。つまり彼が勝手に自分の妻だって思い込んでいるというのか。歌手の殺人は全然別人が犯人で、シャーロットという近所の女を殺した事は事実。だけど彼はシャーロットという人間は自分の妄想だと思っているので、自分が殺したという意識がないというのだろうか。ついで妻と呼んでる女は死んではいない、彼から逃れるために死んだという事にしている。まあぶっちゃけ、精神病んだものの妄想の果ての出来事で、死んだ人間は浮かばれないよね。心神喪失で無罪という判決でも出そうなパターンよ。)

とにかく暗いし、見ているとこっちまで狂いそうなので、ポイントは低い。

【Story】
ベンは交通事故を起こし昏睡状態から目覚めるると、同乗していた妻は亡くなったといわれる。しかし周囲では不可解な出来事が起こり、霊能者には「妻はまだ生きている」と告げられる。
Date : Monday 9th October 2006 13:59
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ROOM ルーム

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

ROOM ルーム原題 Looking Through Lillian
2002年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 85分
監督 ジェイク・トレム
出演 サム・ボトムズ/ロバート・グレン・キース

お勧め度 ★1つ

この映画はあまりにもつまらない。リリアンはジーンの愛人として暮らしている。家賃を払ってもらい、毎週生活費までもらっている。そのかわりジーンの要求する日には必ず会わなくてはならないのだけど、そんな生活から脱したいと思ってはみても、自分の力ではなく援助してもらっている生活から、おいそれと汗水たらして働いてなんて生活にシフトするのはなかなか難しい。だけどそんなときに出会ったルークという男にひかれていき、とうとう愛人生活を捨てる事を決める。

ネタバレ→(なんといってもジーンという男は、女装が趣味なんだよ。あまりに気持ち悪いのよ、あの化粧した姿が。いくらお手当もらえても、あんな人の愛人なんてやってらんないよと思うのは私だけ?新しい恋人のルークは、リリアンと人生をともにするまでは考えておらず、ベニスで新しい仕事の話しが持ち上がると、リリアンをつれていくというより、別れを選び出て行ってしまう。

で結局リリアンは、愛人のジーンとも別れるんだけど、これからあたなどーすんの?まっ、仕事を探すんだろうけどさ。結局ジーンと別れようと思ったきっかけは男なわけで、愛人から別の男にチェンジしようとしたのが失敗に終わったっていうだけだよな。ルークにふられたのだって、自業自得という部分も多いにある。だってルークとつきあいながら、愛人からは援助を受けたままなんだもん。
)

ちっともリリアンに感情移入できないんだよね。すべて他人様の力で生きて行こうとする姿勢は、なかなか共感を呼ぶ事はできないわけで、それに愛人のジーンもきもいから、別の意味であんなかっこいい人の愛人ならなってみたいとかっていう感情もわかず。誰にも共感呼べずに終わってしまった。

【Story】
リリアンはジーンの愛人として名に不自由ない生活をしていた。ある日のことバーでルークという作家と知り合いになったリリアンは、次第に彼にひかれてゆく。
Date : Friday 6th October 2006 20:29
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イエスタデイ、ワンスモア

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

イエスタデイ、ワンスモア原題 YESTERDAY ONCE MORE 龍鳳鬥
2004年 公開
香港制作
上映時間 98分
監督 ジョニー・トー
出演 アンディ・ラウ/サミー・チェン

お勧め度 ★3つ

アンディとサミーのペアは、今までもいろんな映画で共演しているふたりなので、実に安心して見れた作品だ。
『ニーディング・ユー』と『ダイエットラブ』に続く三部作、ラストの映画らしいよ。前述の二本は鑑賞スミ。

二人は元泥棒夫婦という設定なんだよね。ある時は、協力しあっていろんなものを泥棒していた。だけど離婚してしまう。それから2年経って元妻が再婚するという話しが持ち上がると、元夫は再婚相手の所有するネックレスを盗難する。それをきっかけに、元妻ともと夫は再会するという所からスタート。

結局似たもの夫婦だった二人なので、いろんな意味でとてもしっくりぴったりくるんだよね。だけど二人でいると喧嘩ばかりしてしまう。でもお互いに、なくてはならない存在である事は、離婚してもずーっと根底にはある。私はこれって、泥棒夫婦がより戻して、また楽しく泥棒しあう話かと思っていたんだけど、ラストがなんか悲しくてね。

コメディなんだかそうでないんだか、なんか宙ぶらりんというのかな。最初悲しくて、でもラストは楽しいっていうならいいけれど、前半はコメディだと思っていたら、ラストの方で悲しい気持ちにさせるのは、辛いのでやめて欲しい。←あくまでも私の希望

ネタバレ→(夫はもう命の期限が長くないという病で、自分が死んだら元妻に寂しい思いをさせるから離婚もしたし、この世に残していく相手には、巨額の財産というより、自分の愛や生きていく希望なんだよっていうのが言いたいらしいんだ。それでもものすごい財産を元妻に残していくんだけどね。かなりラストはせつない終わり方なんだよ。
)

アンディとサミーが好きな人にはお勧めの作品。

【Story】
トウ夫妻は高級品専門の泥棒夫婦だった。ある日妻は夫から理由も告げられぬまま離婚を言い渡される。それから2年たち彼女は資産家の息子スティーブからプロポーズを受ける。彼の母親が所有するネックレス目当てで結婚を承諾した彼女だったが、プレゼントされる直前にネックレスが盗難にあってしまう。
Date : Thursday 5th October 2006 08:36
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ロンゲスト・ヤード

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > スポーツもの

ロンゲスト・ヤード コレクターズ・エディション原題 THE LONGEST YARD
2005年 公開
アメリカ制作
上映時間 114分
監督 ピーター・シーガル
出演 アダム・サンドラー/クリス・ロック

お勧め度 ★4つ

この映画もリメイクらしい。というか最近のハリウッド映画はリメイク以外作れんのか?と言いたいよ。
まっ、結構面白かった。プロのフットボール選手が刑務所に入り、そこで看守のアメフトチームと対戦するために、急遽囚人たちのチームを作り、試合をするというもの。さらに刑務所の所長の命令で、試合では八百長して負けなくてはいけない。

びっくりしたのは、ボブ・サップまで出演しているんだよ。あれー、どこかで見た顔って思ったらボブじゃんみたいな。囚人役の男たちは、みんなボブ・サップみたいなムキムキな男たちばかりよ。ボブが小さく見えるくらいだから、いかにみんな体ががっちりしているか想像がつくだろう。アメリカって国はすごいよななんて、変なところで関心してしまった。(笑)

でも所長を殴ったら、終身刑になってしまった囚人とかもいて、刑務所の中では看守が囚人に暴力ふるったり、かなり好き放題になっている場面もあり。現実でもあってはならないけれど、塀の外からでは見えない何かがあるのかもしれないなぁとか思ったりもした。だって所長が言うんだもん、負けないとお前の刑期が長くなるって。それって立派な脅迫だよな。

アダム・サンドラーにクリス・ロックのペアはかなり面白い。なのでコメディとしてもポイントは高いかな。リメイクだから前作がかなりしっかりしていたのか、話しの破綻もないし、アメフトというスポーツものとしても楽しい。囚人たちもみんな個性的で、そういう意味でも楽しいし、これはなかなかおすすめの一本だ。ラストもさわやかな気分で終わるしね。

そうそうアメフトのルールとか全く知らないこの私でも、十分楽しめたので大丈夫。

【Story】
八百長疑惑でアメフト会から追い出されたポール・クルー。ある日飲酒運転で警官とカーチェイスをして懲役3年の刑をうける。所長のヘイズンは、看守のアメフトチームを強くしようと、ポールに囚人チームの結成を強要する。
Date : Tuesday 3rd October 2006 00:42
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10ミニッツ・アフター

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > SF

10ミニッツ・アフター原題 HYPNOS
2004年 劇場未公開
スペイン制作
上映時間 90分
監督 デヴィッド・カレラス
出演 リスティーナ・ブロンド/デミアン・ビチル

お勧め度 ★2つ

タイムマシーンの話。というか携帯端末みたいな機械で、10分だけ時間を戻す事ができるというものを開発したスチュアート。それ持って銀行にいくと運悪く強盗に襲われてしまう。それで銃で撃たれるんだけど、時間をもとに戻して、銃で撃たれた事はなしになる。

なんと便利なと思うけれど、たった10分だからね、もたもたしていると駄目なんだよ。そんな夢のような機械を強盗に奪われてしまうのだ。それをとりもどすべく、FBI捜査官のサラと強盗を追跡する。なんだけど頭使えよと思うくらいアホで、また撃たれてやんの。それでまた時間を戻す。おいおい、永遠に殺されちゃあ時間を戻すというのをやるのかいな?なので撃たれても、また時間戻せばいいじゃんと思ってしまい、緊迫感ゼロになってしまったよ。

それに銀行強盗犯も間抜けでさ、逃亡しようと計画までたてているのに、航空券忘れて空港に行くし、どーなってんのっていうあまりの展開に、これはSFアクションというより、コメディなのかと思った。

ラストも実に都合のいい終わり方なので、今までのあのドタバタはいったいなんのため?といった状態で、さすがB級の極みといった映画だった。

【Story】
時間を10分間戻すことが出来るタイムマシンを発明した物理学者のスチュアート。凶悪犯にマシンを奪われてしまった彼は、FBI女捜査官サラと共に犯人を追う。
Date : Sunday 1st October 2006 20:25
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PATIENT14 戦慄の人体実験

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

PATIENT14 戦慄の人体実験原題 THE EAVESDROPPER
2004年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 98分
監督 アンドリュー・ベイケラー
出演 コスタス・マンディロア/ルーシー・ジェナー

お勧め度 ★2つ

すごいタイトルなんだけど、たいした話ではなかった。確かに人体実験ではある。耳が聞こえなくなった被験者に、ある薬を投与すると、聴力が戻るかわりに、人間の心の声までが聞こえてしまうという事だ。ただほとんどの被験者が副作用のために、自殺してしまうというとんでもない薬で、ただ一人主人公のリサだけは死ななかった。

だけどアメリカの国防省に、その能力を利用されて、情報収集の仕事をさせられるというもの。人の心の声が聞こえるって、いい事ならいいけれど、もちろん悪い声だって聞こえてくるわけで、そんな能力があったらやっぱり副作用で死ななくても、コントロールができなければ精神がおかしくなってしまうだろうなぁとは思う。

リサは心の声を聞こえないようにする事もできて、なんと金属のイヤリングをすれば聞こえなくなるというものなんだ。そして任務のときはイヤリングを外すというわけ。だけどそんなとんでもない薬の開発の事は、外に漏れたら大変な事になるわけで、最後は命も狙われるというクライムアクションなんだが、特別ハラハラもしない。冒頭ではこの話は実話みたいな感じで紹介していたけれど、どうみても嘘だろう。でもこの登場人物は現在も幸せに暮らしているみたいな説明もラストには流れており、本当のところどうなのかはわからん。

【Story】
暴漢に襲われてから聴力を失うという後遺症に悩まされていたリサは、ある日、聴力回復のためのトライアルに参加することを決める。それにより聴力を回復したのだが副作用が現れた。
Date : Saturday 30th September 2006 20:38
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ビッグママ・ハウス 2

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ビッグママ・ハウス 2原題 Big Momma's House 2
2006年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 99分
監督 ジョン・ホワイトセル
出演 マーティン・ローレンス/ニア・ロング

お勧め度 ★2つ半

どんな作品もパート2は絶対に面白くないと思っているんだけど、一応パート1見た私としては、これも借りてみたよ。前作で出てきたマルコムとシェリーは結婚して、シェリーは妊娠中という設定。マルコムは家族もできたし、以前のような危険な捜査官から外れて、内勤勤務に変更してもらって、警察の広報活動を仕事にしていた。だけど事件がおきてなんとか犯人を捕まえたいと思ったマルコムは、ビックママの変装をして、関係者のある家にベビーシッターとして忍び込むのである。というか、マルコムが内勤ってあーた、そりゃあ無理だろう。事件が勃発しなくても、捜査官としてうずうずしてくるに違いない。

でも妻のシェリーには内緒で出かけているものだから、シェリーはマルコムが浮気をしているのではないかと疑いはじめるという。大きなおなかをしているにもかかわらず、マルコムの居場所を突き止めて追いかけて行ったり、マルコムはシェリーに頭が上がらないといった状態。

前作のビッグママのキャラクターで変装するのだけど、あいかわらずのデブのビッグママだから、水着姿のビッグママは見たくなかったというくらい強烈なボディ。もちろん捜査のために潜入するんだけど、事件に関わっている家庭は子供の事をあまり考えないというのだろうか、毎日びっちりのスケジュールでお稽古がはいっていて、自由に遊ぶ時間は全くない。そんな家庭なんだけど、ビッグママがくる事で、そういった家族の絆を取り戻すみたいなものを修正していく話も平行して描かれている。

家庭の話なのか、潜入捜査の話なのか、どれも中途半端なのがいかんよな。だいたい潜入捜査がメインだろうに、それはラストにちょろっと出てきて、あらら、もう事件解決かよっていう展開なので、変装して潜入捜査のハラハラという感じというよりかは、家庭の問題解決のための潜入みたいな路線かと。まあ深く考えないコメディとして見ればいいのだろうが、パート3は作らない方がいいだろうと思われる。

【Story】
FBI捜査官のマルコムはシェリーと結婚し、FBIの広報活動をする内勤勤務をしていた。だが事件の容疑者とされているシステムエンジニアの家庭に、ベビーシッターとして潜入捜査を試みることになる。
Date : Friday 29th September 2006 09:40
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ヘレンとフランクと18人の子供たち

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ヘレンとフランクと18人の子供たち原題 Yours, Mine and Ours
2005年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 88分
監督 ラージャ・ゴスネル
出演 デニス・クエイド/レネ・ルッソ

お勧め度 ★3つ半

『12人のパパ』」も子だくさんの話だったけれど、それを上回る子だくさん。つまり子だくさんのヘレンとフランクは、お互いに配偶者を亡くし、それで再婚したもんだから、お互いの子供をあわせると18人になってしまったというわけ。さらにヘレンの子供は10人なんだけど、ヘレンが10人産んだのではなく、4人は自分で産んで、あとの6人は養子なの。だから人種も全然違うのよ。アジア人というか明らかに日本人という子供いる。なんたってナオコって名前だったり、黒人の子もいるし、そりゃあもう国際色豊かな子供たちよ。フランクの子供は全員フランクの子供。つまり今は亡きフランクの妻が8人産んだという事。

いくらなんでも18人って…思ったけれど、ものすごい人数の子供らは、最初はやっぱりうまくいかないわけよね。 ヘレン家とフランク家に分裂しちゃって、お互いに意地悪したりして。さらにフランクは軍人で、規律をしっかり守れという堅物。一方ヘレンは自由気侭な性格で、そこらあたりでも育て方の違いでぶつかってしまうんだよね。さらにそういった両親に育てられた子供らも、まっぷたつに分かれちゃう。ヘレンの子供たちは、フランクの堅苦しさが嫌いだし、フランクの子供らはヘレンの子供らのいい加減さが許せなかったり。

そんな子供らがある一つの目標を定めて協力体制にはいる。その目標は、お互いの親を離婚させようというもの。そうすれば今までの生活を取り戻せるというわけよ。それで協力しあって、二人の夫婦喧嘩を勃発させるみようないたずらをしてみたりするの。なんつー目的と思うのだけど、まんまとその戦略に嵌っていくフランクとヘレンというわけ。

実際に18人子供がいたら大変な事になると思うのだけど、難点はあまりに多すぎて、最後まで全員の子供の名前と顔は一致しなかったし、どっちの子供かわからなかった子供も多数。それにしても20人の家族が暮らす家って、日本じゃたぶんよっぽどの大金持ちでもない限りないと思うんだけど、なんと灯台を改造した家に住むんだよね。家賃いくらなんだろうとか変な事考えちゃった。

それでも単に子供らのドタバタというだけでなく、家族愛やホロリとさせるシーンもあり、結構よくできた話ではあると思う。この映画はヘンリー・フォンダとルシル・ボールの『合併結婚』のリメイク映画だそうだ。私は12人のパパよりかこっちの方が面白かったと思う。

【Story】
フランクとヘレンは学生時代の同級生。だがお互いに配偶者と死別していた。そんな2人がめぐり逢い恋に落ちる。フランクには8人そしてヘレンには10人の子供がいた。
Date : Thursday 28th September 2006 07:40
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    好き嫌い書き放題で、ネタバレありです。未見の方はお気をつけ下さい。
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