プリティ・ヘレン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

プリティ・ヘレン原題 RAISING HELEN
2004年 公開
アメリカ制作
上映時間 119分
監督 ゲイリー・マーシャル
出演 ケイト・ハドソン/ジョン・コーベット

お勧め度 ★4つ

ヘレンは3姉妹の一番末っ子で、一番上の姉夫婦が交通事故に遭い、幼い子供たち3人が残されてしまう。そして姉夫婦の遺言は、子供たちをヘレンに育ててほしいというものだった。

2番目の姉ジェニーは専業主婦で、子育てや主婦業はベテランなのに、ジェニーに頼まず、仕事ばりばりしているキャリアウーマンのヘレンに遺言って。ジェニーも不満なのよね、何故自分じゃないのかって。そういう姉妹間の葛藤なども描かれている。というかすごいよねアメリカって。いつ何時自分たちがどうなるかわからないからって、遺言を作成しておくなんて。というか子供のいる夫婦は日本でもそういうものなの?独身の私にはよくわかんないけど。

それで案の定、子供3人抱えて今までのように残業の嵐のような仕事はできない。それでクビになってしまったりというドタバタがはじまるのだった。それでも姉の子供たちと暮らしていくうちに、ヘレン自身も成長していくといったストーリーでもある。

ヘレンは恵まれていると思う。堅物で四角張っている2番目の姉だけど、子育てに関しては相談できるし、新しいアパートのお隣さんも協力してくれる。そして子供たちの学校の牧師さんも、助けてくれるしね。なんだかんだといって、誰も助けてくれないで、女一人で子供を育てている人はたくさんいるわけで、そういう意味では恵まれているよなぁと思った。

それでもシングルマザーの大変さとか、仕事と家庭の両立の難しさといった真面目なテーマを笑いというオブラートに包んでよく描いているとは思う。ただ家庭の問題と、ヘレンと牧師さんとの恋も交えているんだけど、ちょっと中途半端になってしまっているのは残念かな。

タイトルにプリティとついているけれど、プリティシリーズのシンデレラ的なラブストーリーとは全く違うので、そういうのを期待して見ると外れると思う。カメオ出演で、パリス・ヒルトンが出てきたりもして、ちょっと笑ってしまったシーンもあり。

ラストにどうしてヘレンに自分の子供を託したのか?何故ジェニーじゃないのか?という事が明らかになる。ヘレン役のケイト・ハドソンはかわいくてキュートだし、悪くはない一作。

【Story】
ニューヨークのモデルエージェンシーで働く25歳のヘレン。ある日長女のリンジー夫婦が事故に遭い死んでしまう。リンジーの子供3人が残され、弁護士からリンジーの遺言を聞かされる。それは3人の養育をヘレンに託すというものだった。
Date : Wednesday 27th September 2006 10:05
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ハッピー・エンディング

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ハッピー・エンディング原題 HAPPY ENDINGS
2005年劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 133分
監督 ドン・ルース
出演 トム・アーノルド/ローラ・ダーン

お勧め度 ★2つ半

メイミーが野際陽子さんに見えてしかたなかった。というのが第一印象。

冒頭の場面で、主人公が車に轢かれるのだけど、そうすると「彼女は死にません、なぜならこの映画はコメディーだから」みたいなテロップが流れる。この映画始終こういったテロップが流れるんだよね。映画の場面として見せるというより、説明で終わらせるのが多すぎる。

確かにタイトルとおり最後はこんなもんでしょうという終わり方で、ある意味ハッピーなんだろうなとは思う。つまり自分が一番最初に望んだ通りにならなくても、まあこういう終わり方なら、それなりに幸せと言っていいだろうっていう着地。人生ってそんなもんじゃない?そういった終わり方なんだけどさ。それもテロップだよ。(笑)

メイミーとチャーリーは親同士の再婚で姉弟になったんだけど、10代の頃に若気の至りというのか子供ができてしまう。いくら本当の姉弟でないとはいえ、そんな事すんなよっていう感じなんだけど。それで中絶をしなくてはならなくなり、それを機会に姉と弟は別れて暮らすことになる。その後弟のチャーリーはゲイになっていた。

というような、よくわからない展開ではじまる。コメディというカテゴリーみたいなんだけど、あんまりバカ笑いするような話でもなくて、この映画はいったい何が言いたいのだろうか?と私にはあまり理解できなかった。というか、ちょっと変わった日常生活の端々があるような作りなんだよね。だからあまり一般的な出来事はおこらない。とはいっても人間って、その人なりの生活のなかで、細々とした出来事の積み重ねで成り立っている。だからこの映画の主人公らの日常も、我々の日常と変わらないといえばそうなのかもしれない。軽い話題というわけでもなく、同性愛の事や中絶の事、養子の問題など、扱うテーマはかなり重い。それを軽く見せようとしているような感じだけど、そういったものってそうそう軽くはならないじゃない?だからおバカコメディにはならず、私はあまり笑えなかったなぁ。

群像劇みたいな部分もあるから、上映時間も長いし、飽きちゃう人は多いかもしれない。タイトルからイメージする、明るいコメディではないのは確か。ブラックまではいかないけれど、重いコメディだった。

ひとつポイントが高いのは、全編通してマギー・ギレンホールが歌うんだけど、ビリー・ジョエルのヒット曲の数々がかなり懐かしい。

【Story】
メイミーとチャーリーは親同士の再婚で姉弟となった。ある日のこと若気の至りで、二人の子供が出来てしまう。ミイミーは中絶するために、チャーリーと離れて暮らすことになる。
Date : Tuesday 26th September 2006 20:58
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ジグソー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

JIGSAW ジグソー原題 Occhi di cristallo
2004年 劇場未公開
イタリア・スペイン・イギリス制作
上映時間 108分
監督 エロス・パグリエリ
出演 ルイジ・ロ・カーショ/デシスラヴァ・テネケディエヴァ

お勧め度 ★3つ半

イタリア人って、みんな毛深いのかね?まあ顔は濃いけれど、刑事役の一人のおっさんなんて、腕にそう肩の付近ね、あそこにも巻き毛がわさわさとあって、ものすごく毛深いの。胸毛どころではない。なーんてところに目がいってしまった一本。

このDVDの発売元の映画って、『SAW』のパクリっていう印象が強いんだけど、最近はもうだまされたりしないように注意している。だって『SAW』を知っている人は、ジクソーって言ったら『SAW』と関連しているって思っちゃうよね。それを狙って、パッケージとかも『SAW』風味にしてみたり、邦題をジグソーにしてみたりってしているのが見え見え。でももう騙されない。だけど今までだまされてきた数々の映画よりは、まともだよ。それなりのサスペンスだと思う。というか今までがひどすぎたのだと思われる。

ただイタリア映画なので、派手さは全くない。主人公である刑事の顔は異様に暗い。というかイタリア人らしくくどい濃い顔なんだけど、瞳に明るさがないので、「具合でも悪いのですか?大丈夫ですか?」って言いたくなるような雰囲気よ。私はヨーロッパって行った事がないんだけど、映画で見るとやっぱり空の色とか暗いんだよね。

ストーリーは猟奇殺人の話で、何人もの人を殺し、その遺体は足が切り取られていたり、手が切り取られていたりして、その先には人形の手足をくくりつけてあったというような、狂った犯人だと推測できる殺人が多発するんだ。これって韓国映画の『カル』みたいだよなって思ったりもした。そういった殺人事件と、刑事の同僚のトラウマの話、さらにストーカーに付けねらわれている女の話が平行して描かれていく。

グロさといえば韓国映画がダントツと思っているのだけど、イタリア映画はそうでもない。結構マイルドなグロさと言えばいいのだろうか。犯人も最初でわかるというものでもないし、そこそこ最後まで楽しめるかと思うのだけど、犯人の動機が私はいまいちよくわからなくて、多分ああなんだろうと推測はできるんだけど、もう少し深く掘り下げてほしかったなぁとは思う。

期待しないで見た分かなり楽しめたので、B級サスペンス好きなあなたならそれなりに満足できるかも。ちなみに原題の『Occhi di cristallo』はクリスタルの眼球と言う意味だそう。

【Story】
ある日惨殺死体が発見される。やがて第2の殺人事件が発生する。被害者の両腕は切断され、代わりに人形の腕が縫いつけられていた。
Date : Monday 25th September 2006 10:13
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パズラー2 リターン・オブ・マッドネス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

パズラー2原題 HYPNOS
2004年 劇場未公開
スペイン制作
上映時間 90分
監督 デヴィッド・カレラス
出演 リスティーナ・ブロンド/デミアン・ビチル

お勧め度 ★3つ半

前作『パズラー』とは何の関係もない作品。だいたい前作はドイツ映画だったけど、これはスペイン映画だし。

前作が『SAW』のパッケージみたいで、かなりの人が騙され、つまらんという感想が数多くあったけれど、私も騙されたくちだが。それでまたパズラーかよって思って借りるのやめようかと思っていた。だけどこれは予想に反して、前作よりかは面白かった。うーん、面白いかと思ってみた映画はつまらなくて、思い込みでつまんないと思っていた映画が、思った以上に楽しいとはね。というか、何でパズラー2なんて邦題つけたのだろうか?パズラーを知っている人は、絶対にこの映画、最初は避けると思うよ。それにDVDのパッケージには大ヒットのパズラーに続くとかなんとか書いてあるの、パズラーがヒットしたってあーた???騙されて見たやつが多いというだけだろうが。

で肝心の映画だけど、見ていて時々それはないだろうって思う場面が多数。というのも、とある精神病院に派遣されてきた若き女医ベアトリス。なぜか病院の中に彼女の住む部屋がある。医者用の寮ということだろうか?それはいいのだけど、彼女がシャワーを浴びていると誰かに覗かれる、彼女はバスローブのまま廊下に出て、追いかける。

その寮はなぜか、廊下に出ると診察室があるフロアーみたいで、プライベートの寮と診察室が同じところにあるって、スペインの病院ってそうなの?変だよね、さらにそのような場所ならバスローブでうろうろするなよと言いたいんだけど。それに意味もなく、主人公のベアトリスは裸になっているシーンが多い。ラテンの国は大胆なのかわからないが、全裸である。とはいってもエロイ映画ではない。

内容的にはそれなりにうまい作りになっている。前半のストーリーが後半でひっくり返って、最後は最初につながるという方式は、最近ではよくあるパターンだけどね。

ネタバレ→(とある精神病に医者としてやってきたベアトリス。その病院の患者である少女が自殺した。自殺する前にサンチェズ先生が自殺を暗示するような催眠術もどきをかけていたのを目撃してしまい、少女の自殺は本当はサンチョズ先生による誘導ではないかと疑い始めた。入院中の患者もあれは自殺ではないとささやいたりするし。そのうち入院患者の一人が、俺は警官でこの病院は自殺者が多すぎる。俺は潜入捜査しているのだとベアトリスにささやく。といったところが前半部分。

後半部分は、ベアトリスは実は母の恋人が、自分の目の前で母を殺したシーンを目撃してしまい、ショック状態に陥っている少女であるということだ。ちょっとわかりにくいつくりになっていて、前半と後半のつなぎ目が混乱モードになる
)

と考えると、無難なサスペンスなんだけど、やっぱりたどり着くのは、パズラーより面白かったという一言である。この映画はこれがすべてを物語っている。

【Story】
精神病院に勤務することになった女医のベアトリスは、少女の自殺をきっかけに、彼女の主治医サンチェズ博士の治療法に疑惑を抱き始める。
Date : Tuesday 19th September 2006 08:56
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コムタン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 韓国映画

コムタン原題 BEEF SOUP
1996年 テレビメディア公開
韓国制作
上映時間 120分
演出 イ・ジャンス
出演 リュ・シウォン/チョン・ウソン

お勧め度 ★4つ

これは韓国のテレビ番組だったらしいよ。なので映画ではない。日本でいうところの2時間ドラマということだろうか。スンニョという女性の半生を描いたドラマかな。

多分昔の日本もこんなふうだったんだろうなっていう雰囲気なので、比較的感情移入しやすいかと。でもこれは韓国の映画。日本と韓国の関係はこの時代はとても悪い。なのでちょっぴっと日本軍のことにも触れているけれど、反日感情が表れている。

戦中戦後の韓国で、家族のお米のために13才で金持ちの家に嫁いでいったスンニョ。つまりお米を旦那の実家から貰うために、娘を嫁がせるということだ。その家では嫁はコムタンというスープをおいしく作る事が義務だった。このコムタンがのちに、これで商売を始めるために、ドラマのタイトルにもなっているみたい。

夫は愛人のところでずーっと暮らし、スンニョはそれでも嫁として何十年も姑や姑の世話をし続けるという、おもいっきり男尊女卑というか、嫁という弱い立場で生き抜いていった女なんだ。だけどとてもたくましい部分もあり、激動の時代を自力で生き抜いていく様は、実に頼もしい。それに晩年は夫の愛人2号と一緒に、コムタンの店をやったりするほどの、懐の広さもある。(戸籍上の夫は愛人3号と暮らしている←とっても自分勝手なやつなんだ)

チョン・ウソンが目当てで見たんだけど、これは彼のためのドラマではない。一部と二部にわかれているんだけど、どっちともチョン・ウソンは出ている。でも違う役どころでね。ところどころぽちっと出演する程度かな。でもそれでがっかりすることはなく、実に濃厚なドラマを見せてもらった。

【Story】
1919年の韓国で、スンニョはお金持ちのチョン氏の家に嫁として売られていく。3年後に一人息子インソンと結婚式を挙げたスンニョだが、インソンはすぐにソウルへと留学してしまう。
Date : Monday 18th September 2006 22:31
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アサルト13 要塞警察

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > イーサン・ホークが出演

アサルト13 要塞警察原題 ASSAULT ON PRECINCT 13
2005年公開
アメリカ・フランス制作
上映時間 110分
監督 ジャン=フランソワ・リシェ
出演 イーサン・ホーク/ローレンス・フィッシュバーン

お勧め度 ★4つ

イーサン主演の映画だよー。結構面白かった。刑事役っていうと『トレーニングデイ』のイーサンを思い出すんだけど、これも善人の役どころ。これってリメイクらしいのだけど、要塞警察って誰が出ていたんだろう。

イーサンは昔のちょっとナイーブな青年という雰囲気から、ジジイになったとは思うが、癖のある役もどんどんと演じて欲しいと思うばかりなり。だって結構悪役も似合うもん。

で映画の方はというと、まずまずのアクション映画といったらいいのかな。ものすごくハラハラしてというわけではないが、適度な緊張感もあり、悪くはない仕上がりだと思う。

大晦日の日に近々閉鎖される13分署で起こった事件。搬送されている凶悪犯人たちが、吹雪のため交通不通になり、一時的に13分署に足止めを食う。ところがその容疑者の一人ビショップが何者かに狙われ、何者かに包囲されてしまうのだ。凶悪犯のビショップを差し出せばよいとわかってはいても、そうはいかないと凶悪犯人たちとそして警察署の刑事達が手を組んで、なんとか戦うことを決意するのだ!という話。

ローレンス・フィッシュバーンはいかにも凶悪犯って顔なんだけど、結構かっこいいのよね。配役はなかなかだと思う。娯楽アクション映画を楽しむには、いい映画かと。

【Story】
デトロイトの大晦日、年内で閉鎖となる13分署で、ローニック巡査部長とベテラン警官ジャスパーと警察秘書のアイリス、そして心理カウンセラーのアレックスたちとこの13分署で新年を迎えようとしていた。するとそこへ、吹雪のため刑務所に護送できなくなった凶悪犯ビショップら犯罪者たちが送られてきた。
Date : Sunday 17th September 2006 19:45
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パーフェクト・マン ウソからはじまる運命の恋

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

パーフェクト・マン原題 The Perfect Man
2005年 アメリカ劇場未公開
上映時間 100分
監督 マーク・ロスマン
出演 ヒラリー・ダフ/ヘザー・ロックリア

お勧め度 ★2つ

むちゃくちゃな話っすね。ヒラリー・ダフは相変わらずかわいいので、アイドル大好き、彼女が出ているなら何でもいいっていうのなら、これはノープロブレム。

だってさこれに出てくる母親、すんごいバカなんだもん。というか自分の母親があんなんだったら絶対に嫌。シングルマザーだから、なんとしてもいい男をゲットして楽したい気持ちはわからないでもない。だから積極的にボーイフレンド探しをしているのも、ここまでなら許せる。だけどろくでもない男をみつけちゃ、結果はいっつも男に振られるわけよ。ふられるのが悪いのではなく、そのあとがいけない。

だってさ男にふられたからって、そのあと心機一転するためにと引越しばっかりするんだ。それもその男がいない遠くに。一人ならいいよ、だけど子供が二人もいるんだよ。そのたびに子供たちはやっと出来た友達とサヨナラしなくてはいけなくて、ものすごくかわいそう。仕事とか仕方ない事情とかの引越しではなく、母親のエゴでしかないよね。男にふられたからって引越しばっかすんなよ。もっと子供の気持ち考えろよっていいたくなる。

そんな母親に今度は引越ししないですむように、パーフェクトな男を紹介しようと考える娘がホリー。という感じで話は進む。それがさ実在のいい男を紹介するならいいけれど、架空の男をでっち上げ、いかにもママのことを影からみつめているっていう大嘘を演出してしまうのよ。アホか??

まあふざけた話なんだけど、ヒラリーって、とってもかわいいっていうことで許せる部分はあり。なのではらわた煮えくり返るほどの話ではない。暇つぶしを求めている方はどーぞっていう感じかな。物事を突き詰めて考えると、ふざけた話なのでイライラするかと思われる。

でも今時の映画だよ。ホリーは引越しガールという名前でブログを書いているの、引越しの様子やママのことなどをブログで更新なんて、今時の映画だよね。

【Story】
高校生のホリーは、引越しガールの名でブログを書いている。彼女にはシングルマザーのママがいるが、二流男に失恋しては引っ越しを繰り返している。そのためホリーは学校で友達も彼も作れない。そこでママにパーフェクトな彼氏をママに紹介すればいと考える。
Date : Saturday 16th September 2006 14:39
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私の頭の中の消しゴム

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 韓国映画

私の頭の中の消しゴム原題 A MOMENT TO REMEMBER
2004年 韓国公開
上映時間 117分
監督 イ・ジェハン
出演 チョン・ウソン/ソン・イェジン

お勧め度 ★4つ半

私はいかにもお涙頂戴とわかっている映画って敬遠しちゃうんだよね。なんかそれだけで見る気がしなくなるというのか。それでこの映画も長いこと避けてきた。だって『君に読む物語』見たいな話でしょう、絶対に泣かせようとしているのがみえみえとかって思っていたんだ。

なんだけどなんとなく借りてみちゃったんだよね。そうしたら不覚にも嵌ってしまった。わかっちゃいるのにじーんときたよ。せつないなぁ。

でもね若年性アルツハイマーに妻がなり、だんだんと夫であるチョルスのこともわからなくなっていく様は、現実問題としたらあんなに綺麗なはずはないのだ。もっと介護の苦しさとか、絶叫したくなるような気持ちの揺らぎがあるはずなんだけど、別にザ・介護っていうドキュメンタリーをみているわけではないので、映画としてはとても綺麗に描いている。それでいいとは思うんだ。だって映画は作り事の世界だから。

私がとても苦しいという場面は、夫のことがわからなくなったスジンは、目の前にいる夫のことを昔の不倫相手のことだと思い、昔の男の名を呼び「愛している」という。ものすごく苦しくてせつないが、夫は否定もせず、あの表情は辛い。

チョン・ウソンがものすごい男前なのにはびっくりした。顔は福山みたいな綺麗で端整な顔立ちなのに、実にワイルドなのだ。こんな男がいたのかーと、ちょっと感動ものよ。演技もものすごくいい。存在感バリバリよ。チョン・ウソンのハンサム度で、ポイントさらに急上昇。(笑)

【Story】
建設会社の社長の娘スジンは、不倫をしていたが破局を迎える。その夜にチョルスと出会う。やがて再会した2人は恋に落ち、結婚することなる。いつの頃からかスジンの物忘れが激しくなり、心配になって医者に診てもらったところ、若年性アルツハイマーという診断結果を告げられるのだった。
Date : Thursday 14th September 2006 00:13
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ドクター・ドリトル3

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ドクター・ドリトル3原題 Dr. Dolittle 3
2006年 アメリカビデオメディア
上映時間 95分
監督 リッチ・ソーン
出演 カイラ・プラット/クリステン・ウィルソン

お勧め度 ★2つ

これTSUTAYAで、結構な本数並んでいたんだけど、借りている人ってほとんどないんじゃないかっていうくらい、いっつも貸し出しOK状態だった。やっぱり人気がないのかって思ったんだけど、とりあえず1と2を見ている私としては、一応3もチェックしておこうと思って借りてみた。

ドリトル先生の娘が今回は主人公ということだ。なのでエディ・マーフィーは全く出てこない。ドリトル先生と同じ能力のあるマヤは、学校では変人扱いされている。動物と話が出来るという能力をもてあましているのだ。

サマーキャンプで行くことになった牧場は経営難で、売られる寸前。そんな牧場を助けるために、ロディオ大会で優勝して賞金を得ようというもの。そこでマヤの能力がものを言うというか、動物たちと話して、なんとか勝てるように協力をお願いするという話。

そんなコメディの話のなかに、すこーし淡い恋も取り混ぜてという感じだ。とくに薬にも毒にもならず、といったらいいだろうか。ちょい中途半端。別に腹立つほどおもしろくないわけではないが、子供向けなのかな。大人の私には物足りない。

ドリトル先生はエディ・マーフィーでもっているようなもので。その娘が主人公というだけでは、インパクトに欠けるし、なにもドリトル先生としての話じゃなくてもいいのではと思ってしまった。

【Story】
遊びすぎのマヤが、ある日交通事故を起こした。あげくパーティに行くことを禁じられたにもかかわらず、黙ってパーティーに出かけたことがばれてしまう。そこでマヤを牧場にホームステイさせることを決めた。その牧場は経営難から牧場が売られてしまうことになった。
Date : Tuesday 12th September 2006 22:08
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シンデレラ・ストーリー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

シンデレラ・ストーリー 特別版原題 A CINDERELLA STORY
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 95分
監督 マーク・ロスマン
出演 ヒラリー・ダフ/ジェニファー・クーリッジ

お勧め度 ★3つ半

これって賛否両論あるかもしれないけれど、私はこういうベタな話結構好きなんだ。単純な話で、現代版シンデレラ。シンデレラの話を現代に置き換えただけなんだ。

サムは継母とその連れ子の姉二人にいじめられる日々。部屋も屋根裏部屋で、毎日母の経営するファミレスで仕事をさせられる。そんなときにインターネットで知り合ったメル友。毎日の生活の中で、メル友とのやり取りが、一番心がほっとする時間だ。そんな彼にハロウィンパーティで会いたいと言われる。仮面をつけてパーティにでかけ、そこにいたのは、ハイスクールで人気No.1のオースティンだった。楽しいひと時を過ごすが、0時までに帰らないと、継母にみつかってしまう。その際落としたものは、ガラスの靴ではなく…。っていうような話。

なのでラストはシンデレラだもん、わかるよね?

という話だけど、アメリカではかなりの酷評らしいんだ。ラジー賞にノミネートされちゃったらしいし。でもわかっちゃいる話だし、薄っぺらいとか言われたとしても、私は結構好きだったし、楽しめたんだよね。たまにはこういうのに素直に浸ってもいいんじゃないかって思ったりもして。

ヒラリー・ダフってアメリカではアイドルみたいだね。ちょっとぽっちゃりしていて、なんか普通のアメリカの女の子っていう感じで好感が持てる。ものすごく美人というわけでもなく、普通の女の子っていうイメージが人気の秘密なのかな。

女の子はこういうの好きだと思う。男の人はあまり見ないだろうなぁ。ヒラリーのファンならOKかと。(笑)

【Story】
サムは父の死後、その財産を受け継いだ継母と二人の義姉にこき使われている。そんなサムの心のよりどころはメール友達とのやりとりだ。そしてサムは、ハロウィンパーティーで仮面をつけて彼と踊ることになった。しかし、その王子様の正体が同じ学校のアイドルオースティンだと判明する。
Date : Monday 11th September 2006 09:39
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